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中川富山市議辞職へ 政活費問題きょうにも表明

北日本新聞 8/27(土) 0:41配信

 富山市議会の最大会派・自民党の中川勇市議(68)=富山市清水元町=が、市政報告会の経費を計上した政務活動費の報告に事実と異なる記載があったとして、議員辞職する意向を固めたことが26日、分かった。議会関係者が明らかにした。中川氏は27日に開く後援会の会合で、支持者らに自らの思いを話すとみられる。

 自民党会派は26日、富山市議場委員会室で総会を開き、幹部らが所属議員にこれまでの経緯を報告。その後、有澤守会長と高田重信幹事長、宮前宏司政調会長が記者会見し、状況を説明した。

 有澤氏は26日朝に中川氏の電話を受けたことを明かし「『非常に重く受け止めている』と話していた。重大な決断をされたと思っている」と述べた。

 支持者への説明後に中川氏と会い、今回の問題について記者会見などを通じて市民に自ら釈明するよう求めるとした。辞職するかどうかにかかわらず、会派としては聞き取り調査を行い、議長に報告する考えも示した。

 有澤氏によると、会派幹部が25日午後、入院中の中川氏を市内の病院に訪ねたが、既に退院していた。その後、中川氏と全く連絡が取れず、26日朝になって電話があったという。

 高田氏は「いつ退院されたかも、現在の所在も分からず、きちんと話せてない」と言い、有澤氏は「密に連絡を取りたかった。寂しさがある」と語った。

 中川氏の後援会の北岡勝会長=同市西長江本町=は「本人の説明を聞いた上で判断するしかないが(問題が)事実であれば残念だ」と語った。

 中川氏は、少なくとも2012~15年度に市東部地区センター(市東部公民館)で市政報告会を13回開催したと報告。資料のコピー代として、計157万400円を受け取ったが、実際には同センターで報告会を開いていなかった。

 中川氏は1995年に初当選し、現在6期目。自民党富山市連幹事長も務める。

北日本新聞社

最終更新:8/27(土) 0:41

北日本新聞