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地震や集中豪雨に備え 県総合防災訓練 砺波・小矢部・南砺で5千人参加

北日本新聞 8月27日(土)19時8分配信

 大規模な地震と局地的な集中豪雨などの発生を想定した県総合防災訓練が27日、砺波、小矢部、南砺の3市計10会場で行われた。県や市、警察、消防など約130機関、住民ら約5千人が参加し、連携を確認して万一の事態に備えた。

 訓練は砺波平野断層帯西部を震源とするマグニチュード7・2の地震が発生し、豪雨や暴風で建物倒壊や火災が発生した想定で行われた。

 メイン会場となった砺波市の中村グラウンドでは、大型バスやトラック、乗用車計8台が衝突した事故の対応を訓練した。消防などが現場の状況を集約し、治療の優先度を決めるトリアージを行っていた。

 プライバシー確保に配慮した避難所開設など、熊本地震で課題とされた訓練もあった。訓練を見に来ていた同市中村の保育士、脊戸静江さん(38)は「関係機関が訓練してくれることは地域の安心につながる。住民が万一の対応を確認することも大切だ」と話した。

 エフエムとなみと富山シティエフエム、となみ衛星通信テレビは訓練の模様を同時生中継した。エフエムとなみは臨時災害放送局の開局手続きを北陸総合通信局に行い、同通信局はNHKと協力して地上デジタル放送の臨時中継局を開設した。コミュニティ放送局とケーブルテレビ局、NHKが連携した訓練は全国初。同通信局は災害対策用の無線機などの展示も行った。

 石井隆一知事や夏野修砺波市長らが各会場を視察した。

北日本新聞社

最終更新:8月27日(土)19時8分

北日本新聞