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自然と調和、壮大な舞台 利賀SCOTサマー・シーズン2日目

北日本新聞 8/27(土) 22:16配信

■日本人の精神性描く

 南砺市の県利賀芸術公園を主会場に開催中の「SCOTサマー・シーズン2016」は27日、2日目を迎え、劇団SCOTの鈴木忠志主宰が演出した「世界の果てからこんにちは」が野外劇場で上演された。鮮やかな花火が夜空を彩り、自然と調和した壮大な舞台を披露した。

 「世界の果て-」は、鈴木主宰の作品から日本について考えさせる場面を集め、一人の男の心象風景として描いた作品。戦時中に歌われた「海ゆかば」や歌謡曲を織り交ぜながら歴史をたどり、日本人の精神性を表現した。小雨が降る中、出演者は熱のこもった演技を繰り広げ、野外劇場のスケールを生かした舞台に、観客は大きな拍手を送った。

 終演後、鈴木主宰の発声で、石井隆一知事と安藤裕康国際交流基金理事長が鏡割りした。「ニッポンジン-瞼(まぶた)の母より-」の上演と、「現代演劇の役割と課題」をテーマにしたシンポジウムも行われた。

 サマー・シーズンは9月4日まで。県、南砺市、県文化振興財団主催。

北日本新聞社

最終更新:9/3(土) 12:12

北日本新聞

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