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白浜に南方系の珍しいヒトデ

紀伊民報 8月27日(土)16時33分配信

 和歌山県白浜町臨海の北浜海岸で、京都大学瀬戸臨海実験所(白浜町)の久保田信准教授が南方系の珍しいヒトデ「コブヒトデモドキ」を見つけた。

 8月2日午前8時ごろ、シュノーケリングによる観察中に水深1メートル付近の転石そばで見つけた。直径10センチほど。

 これまで北浜海岸やその周辺では、低水温の冬季から初春にかけて、死んでいるか衰弱している個体4匹が打ち上げられている。また、同町中の大浜でも死んだ2匹が見つかっている。いずれも直径20センチ以下の小型で、今回の個体が最も小さく、元気だという。

 このヒトデはフィリピンやインドネシア、西オーストラリアなどの熱帯海域に広く分布する。日本では主に屋久島以南の水深25メートル以浅に生息する。本来の生息地では直径が40センチに達するという。

最終更新:8月27日(土)16時33分

紀伊民報