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「教育に新聞」で実践発表

紀伊民報 8月27日(土)16時31分配信

 和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーで26日、「新聞活用が培う学ぶ力とは」をテーマにした第7回和歌山NIE研究会があった。県内の小学校から大学までの教諭ら約20人が集まり、新聞を教育に取り入れた実践校の発表や主体的に学び、課題解決の力を養う「アクティブラーニング」についての講演を聞いた。

 和歌山NIE研究会と和歌山NIE推進協議会の主催で、紀伊民報など後援。NIEとは「教育に新聞を」という、新聞を生きた学習材として教育に活用するための教育界と新聞界の共同活動のこと。

 研究会では、昨年度に新聞を教育に利用した学校の発表があった。新宮市の三輪崎小学校、柴原雅子教諭と御坊市の日高高校付属中学校、平林大輔教諭がそれぞれ話した。各校で実際に新聞をどう取り入れたのかを紹介し、児童、生徒の表現力など学力につながったという成果、進んで新聞を活用する子どもの育成などの課題を語った。

 次に大阪市の開平小学校、中島順子教諭が「NIEでアクティブラーニング」と題して講演。同小などで実践した取り組みを低・中・高学年に分けて紹介。例えば低学年は、新聞に親しむために新聞の写真を授業に取り入れ、何が写っているかを書き出す。分からなければ友達と相談することでアクティブラーニングにつながるという。中島さんは「ある程度の学力がないと新聞は読めない。学力を身に付けた後に人とつながり、よりよい社会へ参加する子どもを育てるためにNIEを進めていきたい」と締めくくった。

最終更新:8月27日(土)16時31分

紀伊民報