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鏡花の世界再現 金沢・森山町小児童が「妖怪行列」

北國新聞社 8月27日(土)2時56分配信

 森山町小3年の児童約50人は26日、金沢三文豪の一人、泉鏡花の短編小説「化(け)鳥(ちょう)」の世界観を表現しようと、てんぐや鬼などの妖怪姿に仮装して校下を練り歩いた。「妖怪行列」と題し、小説の一節を暗唱しながら行列を繰り広げ、地元を舞台とした作品の魅力に親しんだ。

 「化鳥」は浅野川がモデルとされる作品で、真宗大谷派浄光寺(森山2丁目)などが児童に郷土愛を深めてもらおうと企画した。

 児童は「絵本 化鳥」の挿絵を参考に作ったお面をつけ、雨の中、浄光寺から飴(あめ)買い幽霊の伝説が残る飴屋坂など、校下の狭い路地を通る約2キロのコースを巡った。歩きながら、小説の一節を口にし、住民に披露した。

 卯野伶輔君(8)は「暗唱した小説は怖いところもあったけど、地元の有名な作家の世界を演じられて楽しかった」と話した。

北國新聞社

最終更新:8月27日(土)2時56分

北國新聞社