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手堅い両者の“ド突き合い”…甲府は大宮に逆転許すも終了間際に同点弾

ゲキサカ 8月27日(土)22時57分配信

[8.27 J1第2ステージ第10節 甲府2-2大宮 中銀スタ]

 J1第2ステージ第10節が27日に行われ、ヴァンフォーレ甲府はホームで大宮アルディージャと対戦。後半途中から突如オープンな展開となった試合は2-2で勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 山梨中銀スタジアムでは今季初めて雨の中で行われた一戦。先制したのはホームの甲府だった。前半19分、右サイドの高い位置でのボール奪取から、FWドゥドゥが強引にドリブル突破。ドゥドゥはPA内右でDF河本裕之につぶされながらも中央へパスを出すと、攻め上がったMF保坂一成が左足で正確にゴール左へ流し込んだ。

 1点を追う大宮は甲府の堅い守備に苦戦し、決定的なシーンを作れずにいたが、前半44分にワンチャンスを生かして同点に追いつく。右サイドのDF奥井諒がクロスを送り、PA内中央で受けたMF江坂任がキープから左方向へパス。フリーで駆け上がったDF和田拓也がPA内左からダイレクトで折り返すと、ゴール正面のFWドラガン・ムルジャが滑りながら右足で押し込み、1-1で前半を折り返した。

 後半に入り、次の1点を奪うチャンスを迎えたのは大宮。後半2分に左クロスの競り合いの中でPA内のムルジャがDF新井涼平に倒され、PKを獲得する。同3分にキッカーのFWネイツ・ペチュニクが右足でゴール左を狙うが、コースが甘くなり、甲府GK河田晃兵がストップ。こぼれ球にムルジャが詰めるも、右足のシュートはゴール右に外れた。

 決定機を逃したムルジャは後半11分、DF山本英臣からボールを奪おうとスライディングした際に、雨の影響で必要以上の勢いを持って滑ってしまい、危険なプレーとしてイエローカードを受ける。すると、主審がムルジャのもとへ向かっている間に、別の場所でMF横谷繁が顔を押さえながら転倒。大宮の選手たちはドゥドゥのヒジ打ちをアピールし、主審や甲府の選手たちに猛抗議したが、お咎めはなかった。

 それまで組織立ったプレーを見せていた両チームの一戦は、ここから徐々にヒートアップ。PKの献上、失敗、小競り合いと、短時間に心理面の動揺を誘う出来事が連続したことが影響したのか、一転してオープンな展開となっていった。

 大宮は後半36分に奥井の右クロスからゴール前で混戦となり、最後はFWマテウスが頭で押し込んで逆転に成功。だが、ゴール前にかける人数が多くなった甲府も好機を量産すると、同アディショナルタイム2分に左サイドでFKを獲得。キッカーのMF橋爪勇樹が右足で送ったクロスにPA内中央のMF黒木聖仁が頭で合わせ、土壇場で同点ゴールを奪った。

 甲府は後半アディショナルタイム4分にカウンターからドゥドゥがビッグチャンスを迎えたが、シュートは枠を大きく外れ、2-2でタイムアップ。互いに前節から年間順位は変わらず、甲府が15位、大宮は7位のままとなった。

最終更新:8月27日(土)23時11分

ゲキサカ