ここから本文です

債券下落、オペ結果やイエレン議長講演控えて売り-検証めぐる観測も

Bloomberg 8月26日(金)8時8分配信

債券相場は下落。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えた売りに加えて、日本銀行が実施した長期国債買い入れオペで長期ゾーンの需給の緩みが示されたことが重しとなった。

26日の長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比7銭安の151円48銭で取引を開始した。午後に入ると、日銀買いオペの結果を受けて水準を切り下げ、一時151円40銭まで下落。結局は8銭安の151円47銭で終えた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を1.5ベーシスポイント(bp)上回るマイナス0.075%で開始し、その後も同水準で推移した。新発5年物128回債利回りは1bp高いマイナス0.17%で始まった後、一時マイナス0.165%を付け、マイナス0.17%に戻している。新発20年物157回債利回りは1.5bp高い0.27%、新発30年物51回債利回りは2bp高い0.345%に上昇している。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「海外金利の影響や、残存期間5―10年オペの応札倍率が上昇した影響もあるかもしれないが、イベント前の週末でもあり、少し持ち高を調整している部分があるのではないか」と説明。「基本的にはレンジ相場で、今週は入札日以外は取引が少なく、参加者が少ないということだろう」と話した。

日銀が実施した今月9回目の長期国債買い入れオペ結果によると、残存期間1年以下、5年超10年以下、物価連動債の応札倍率がいずれも前回から上昇した。

ジャクソンホール会合

カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムが、25日から27日までワイオミング州ジャクソンホールで開催され、イエレンFRB議長は26日に「金融政策のツールキット」をテーマに講演する。日銀の黒田東彦総裁も出席する。

岡三証の鈴木氏は、「ジャクソンホール会合後に黒田総裁から何らかの発言が出てくるかもしれないが、金融政策がはっきりしない状況は続く。イエレン議長の発言内容にもよるが、国内債相場への影響は限られそうだ」と話した。

1/2ページ

最終更新:8月26日(金)15時33分

Bloomberg

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]