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中国経済占い、出始めた8月指数は企業景況感の悪化示唆-鉄鋼は改善

Bloomberg 8月26日(金)14時32分配信

中国経済は安定しつつあるが、今月には若干の陰りが見られたことが民間調査で明らかになった。政策当局者が追加刺激を控えていることが影響している。

民間調査に基づく3つの経済指標はいずれも、大企業および中小企業の景況感が8月に悪化したことを示唆した。ただ悪いニュースばかりではなかった。鉄鋼市場の指数は引き続き回復傾向にあり、工業生産に関する指数も小幅ながら上昇した。

中国の政策当局者はここ数カ月、包括的な金融緩和策の実施を控え、債券や不動産市場で浮上しているリスクの抑制に軸足を移している。政府は今週、民間や外国人投資家に開放するセクターを増やす計画など一連の措置を発表。長期的な改革に再び照準を合わせる姿勢を示唆した。

スタンダードチャータードの中小企業景況感指数は今月54.9と、前月の55.5から低下。中小企業への下押し圧力が強まっているようだと同行は指摘した。大企業を対象とするマーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)の中国企業景況感指数は8月に54.3と、7月の55.5から下がった。英調査会社ワールド・エコノミクスが算出する購買担当者の景況感を示す指数も51.2と、前月の51.7から小幅低下した。

一方、商業用衛星画像を利用して多数の工業設備を分析するスペースノウの指数は48.2と、7月の48.1からわずかに上昇。中国に拠点を置くトレーダーや製鉄会社への調査に基づくS&Pグローバル・プラッツ・チャイナ・スチール・センチメント指数は62.68と、前月の53.71から上昇した。

原題:Earliest China Tea Leaves Signal Weakening Business Sentiment(抜粋)

Xiaoqing Pi

最終更新:8月26日(金)14時32分

Bloomberg