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EUは英離脱交渉の先延ばしを、共通戦略合意が先決-ハンガリー外相

Bloomberg 8月27日(土)1時16分配信

ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相は26日、英国の欧州連合(EU)離脱について、残留する27カ国の首脳が共通戦略で合意するまで正式な交渉を先延ばしする必要があると語った。

同相の発言は、6月の国民投票でEU離脱を選択した英国と同様、EUも交渉に向けて時間が必要なことを示唆するものだ。

シーヤールトー外相はクロアチアのドゥブロブニクでインタビューに応じ、「EUにとって英EU離脱交渉の時期は遅いほど良い」とし、「欧州全体の戦略がまだまとまっておらず、戦略を得る前に交渉を開始するのはEUの利益にならない」と発言。

フランスを含む一部諸国が英国に早急に交渉を開始するように促した後、将来的に単一貿易圏とどのように協力していくかを英国が決めるには時間が必要との姿勢をドイツなどの国々は受け入れている。9月にはスロバキアの首都ブラチスラバで英EU離脱後の道筋を協議するためのEU首脳会議が行われる。

英国のメイ首相がEU基本条約(リスボン条約)50条に基づいて、離脱の意思を正式に通告すれば、2年にわたるEU離脱交渉が正式に始まる。「英国が交渉開始を今求めたとすれば、われわれにとって大きな問題となる。巨額の損失となる事実を認識しなければならない」と、シーヤールトー外相は述べた。

原題:EU Has No Brexit Strategy, Needs Time Before Talks, Hungary Says(抜粋)

Zoltan Simon, Jasmina Kuzmanovic

最終更新:8月27日(土)1時16分

Bloomberg