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【シンクロ】井村監督が食事でも鬼トレ

東スポWeb 8月28日(日)10時9分配信

 リオデジャネイロ五輪で2つの銅メダルを獲得したシンクロナイズドスイミング日本代表。その裏には厳しい指導で知られる井村雅代監督(66)のもう一つの“鬼トレ”があった。

 シンクロ代表は26日、都内の味の素本社を表敬訪問。同社は選手村付近のコンドミニアムに「Gロードステーション」と呼ばれる食事施設を設置し、和食をサポートした。最も利用した競技はシンクロかもしれない。ハードな練習で日々、2キロ弱の体重減に直面する選手に対し、井村氏は「事前練習で体重が減ることは許されない」と号令。1日5000キロカロリーの食事を課した。

 その“食トレ”は井村ジャパンを引退した選手が「これで厳しい練習から解放される」ではなく「これで無理して食べなくていいんだ…」と言うほど過酷。「Gロードステーション」ではおにぎりも提供されたが、井村氏は「もっと大きく」といきなり注文した。さらに食事では率先して炊飯器の前に立つと「『アタシがつぐわ!』と言って自らご飯をついでいました。選手はそれを3杯ぐらい食べるんです」(関係者)。豚しょうが焼きを1人に13~14枚食べさせたり、夕食後に“夜食”に行かせることも。それでも体重が戻らないと、睡眠前に餠5~6個を与えたという。

 一方で、“鬼監督”にはサンパウロ合宿で心温まるエピソードも。日本水泳連盟関係者によれば「プールサイドに置いてあるゼリーに手書きのメッセージを書くんです。『チームの太陽になれ』とか、乾(友紀子)さんには犬の絵とかも描いていた。緊張感のある中でも選手はそれを見てプッと笑っていました」。“アメとムチ”を使い分け、今回も結果を出した井村氏。「東京は色の違うメダルを目指したい」とまだまだタクトを下ろすつもりはない。

最終更新:8月28日(日)10時9分

東スポWeb