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【トヨタ プリウスPHV 新型】開発責任者「現行モデルの不満点をすべて直した」

レスポンス 8月28日(日)9時30分配信

トヨタ自動車が今冬に発売を予定している新型『プリウスPHV』の開発責任者を務める豊島浩二チーフエンジニアは「現行モデルのお客様が不満と思っているところを、基本すべて直した」と胸を張る。

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そのひとつが「現行はハイブリッドと見た目の違いがわからない。だから今回はしっかりわかるようにした。しかも、ちゃんと違いがわかるんだけど、ただ単に形を変えたのではなくて、しっかりとPHVらしさを出すということでデザインを変えた」という。

具体的には「フロントは透明アクリル樹脂製の大型グリルや先進イメージを強調する四眼LEDヘッドランプを採用した。リアはふたつの膨らみを持つダブルバブルウィンドウをバックドアガラスに採用。また一本のラインでつながるリアコンビネーションランプなど、ひと目でプリウスとは違うとわかるユニークなデザインになっている」と解説した。

ふたつめの不満点としては「EVモードでの航続距離」をあげ、「現行は26.4kmなので、少し走るとすぐにハイブリッド走行になってしまう。だからEVモードでもっと走りたいというお客様が山ほどいた。それに対してしっかりと応えた」と豊島氏は語る。

新型プリウスPHVでは大容量リチウムイオン電池の搭載やPHVシステムの効率向上などによりEVモードでの航続距離を60kmにまで伸ばした。

また豊島氏は「EVモードで走っている時に満充電の状態にも関わらずエンジンがかかることがあった。そうしたところもちゃんと払拭しようということで、ガスインジェクション付きヒートポンプオートエアコンや、電池を温める機構などを採用した」とも話した。

現行モデルはEVモードで走行中、外気温が10度以下の状態になるとヒーターを作動させるためにエンジンがかかる仕組みになっていた。新型では、ガスインジェクション付きヒートポンプオートエアコンを採用することで、エンジンに頼らずにヒーターを作動させ続けるようにしている。

さらに豊島氏は「EVモードで走る距離が長くなって、たぶん1日ほぼEVモードだけで走るお客様が大半になる。そこで、EVモードで走る時の楽しさであったりとか、楽に走れるといったところをしっかりと変えた。それが今回のデュアルモータードライブシステム」と語る。

デュアルモータードライブシステムについて豊島氏は「いわばターボみたいなものだけど、速く走ってもらいたいためではなくて、アクセルをポンと入れた時に、スッと加速できるようにするために採用した。今までのガソリンエンジンはポンと入れてもタイムラグがあるので、カーブを抜ける時に舵の修正が必要になり、思った通りのトレース線が描けない。それがアクセルをポンと入れたら、そのままスッといけるので、自分が行きたい方向にアクセルを踏むだけでトレースできる」と解説。

その上で「これが大きな違いで、それは何かというと車と一体になり、自分が思うように動いてくれるので、やはり事故しにくくなる。より安全になってくるので、そういった意味でいくと、街中でこそPHVってより楽に運転できることが実感できる」と強調した。

《レスポンス 小松哲也》

最終更新:8月28日(日)9時30分

レスポンス

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