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<大竹しのぶ>撮影中に本気で殴った相手とは? 「後妻業の女」で主演

まんたんウェブ 8/28(日) 16:48配信

 女優の大竹しのぶさんが主演した映画「後妻業の女」(鶴橋康夫監督)が27日に公開された。後妻業とは、資産家の財産を狙って後妻に入り詐欺を働く犯罪のことで、その“後妻業の女”武内小夜子を、大竹さんが演じている。小夜子を裏で操る結婚相談所所長の柏木亨に豊川悦司さんが扮(ふん)し、そのほか、笑福亭鶴瓶さん、津川雅彦さん、永瀬正敏さんらが出演している。お金のためなら詐欺どころか殺人まで犯す小夜子という女性を、「共感しないまでも、前向きな生き方はすごいと思う」と感心する大竹さんに、映画の見どころや共演者、役作りなどについて聞いた。

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 ◇小夜子役のオファーに複雑な心境

 直木賞作家、黒川博行さんの原作小説は、映画化を知る以前にすでに書店で購入し読んでいたという大竹さん。読みながら、「これはきっと映画になるんだろうな」と思ったというが、「まさか自分のところに(オファーが)来るとは思ってもいませんでした」と振り返る。

 原作は、小夜子と柏木の狡猾(こうかつ)かつ無情な手口が書き込まれ、大竹さんいわく「映画よりもうちょっとハードな内容」だったという。それが、鶴橋監督の脚色によって「独特のユーモアがある世界」になり、小夜子の人物像も「ちょっとワルだけど笑える女性になっていて、演じていてすごく面白かった」と話す。

 もっとも、鶴橋監督は、原作を読みながら小夜子に大竹さんを重ね合わせていたそうで、それについては、「(大竹さん以外の)ほかには考えられないと言われると、うれしいのか悲しいのか分からない(笑い)」と複雑な心境をのぞかせつつ、「でも、人間のいろんな部分を表現するのが役者だから、やっぱりうれしいですね」と笑顔を見せる。

 ◇関西弁に苦労

 映画での小夜子は63歳。早くに夫を亡くし、好きなことは読書と夜空を見上げること。自称「尽くすタイプの女」だが、まんまと相手をだまし、後妻の座に納まるや態度をひょう変させる。その性悪ぶりは、小夜子を陰で操る柏木ですら「化け物」と表現するほどだ。

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最終更新:8/28(日) 16:50

まんたんウェブ