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福島で「未来の祀り本祀り」開幕 28日「神楽」

福島民報 8/28(日) 9:50配信

 鎮魂と福島の再生を祈る「未来の祀(まつ)りふくしま2016 本祀り」は27日、福島市で開幕した。初日は本法寺で実行委員会発起人の詩人和合亮一さん(福島市)を司会に作家らのトークを繰り広げた。
 1部は批評家若松英輔さんと社会学者開沼博さん(福島県いわき市出身)、2部は芥川賞作家の玄侑宗久さん(三春町)と柳美里さん(南相馬市)が出演した。
 このうち玄侑さんと柳さんは、東日本大震災後の福島に根を張り創作を続ける思いや近著の作品世界について語り合った。玄侑さんは「震災を経て思ったのは、人は結局、直感で動くということ。人が持っている力をもっと信じたい」と述べた。柳さんは南相馬市での暮らしを「繰り返される生活や風景を愛している。この美しさを伝えるため作品に書きたい」と話した。
 最終日の28日は午後6時半から市内の福島稲荷神社で、和合さんの詩を元に創作したふくしま未来神楽第3番「天・天・天狗(てんぐ)」を上演する。雨天決行。
 未来神楽に先立ち、午後1時から同神社で島根県益田市の石見神楽神和会による舞の道具作りのワークショップ、午後4時から神楽を巡るシンポジウム、午後5時から川俣町の山木屋太鼓「鴉」の太鼓演奏、午後5時半から石見神楽の上演を繰り広げる。参加無料。

福島民報社

最終更新:8/28(日) 13:26

福島民報