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フランスの“団地映画”で話題!新星の美青年ジュール・ベンシェトリに注目

cinemacafe.net 8月28日(日)16時0分配信

監督・是枝裕和×主演・阿部寛の『海よりもまだ深く』、監督・阪本順治×主演・藤山直美の『団地』といった日本の“団地ムービー”に続く、フランス映画『アスファルト』。第68回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映され、「フランス映画祭2016」でも話題を呼んだ本作で、名女優イザベル・ユペールと共演し、早くも注目を集めている新星の美青年ジュール・ベンシェトリに迫った。

【画像】『アスファルト』に出演のジュール・ベンシェトリ

フランス、郊外のとある団地が舞台となる本作。車椅子生活を送ることになったサエない中年男と訳あり気な夜勤の看護師。鍵っ子のティーンエイジャーと落ちぶれた女優。不時着したNASAの宇宙飛行士とアルジェリア系移民の女性。寂れた団地を舞台に、孤独を抱えた6人の男女に予期せぬ出逢いが訪れる――。

3組6人の男女を演じるために集まったのは、イザベル・ユペールやマイケル・ピットなどスペシャルな俳優陣。そんな中、ユペール演じる落ちぶれた女優ジャンヌの相手役で、ジャンヌが越してきた団地の隣の部屋に住む鍵っ子の高校生シャルリを演じたのが、ジュール・ベンシェトリ、18歳だ。

フランス・パリ生まれ。父親は本作の監督サミュエル・ベンシェトリ、母親は『歌え!ジャニス・ジョプリンのように』『ポネット』などの女優、故マリー・トランティニャン、さらにクロード・ルルーシュの『男と女』や鬼才ミヒャエル・ハネケの『愛、アムール』などで知られる名優ジャン=ルイ・トランティニャンを祖父に持つという超サラブレッド。現在は写真を勉強中だが、2014年には、日本でも人気の高いソフィー・マルソーと『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ共演『Une rencontre』(原題)にも出演しており、俳優としての活躍が大いに期待されている。

本作では、なかなか家に帰ってこない母と2人暮らしのティーンエイジャー役を演じているジュール。実生活においても、5歳のときにマリー・トランティニャンが不慮の死を遂げたため、父に育てられたというが、母との時間がなかなか持てなかったという孤独感は本作の役柄に通じるものがある。そのくせ、時折見せる知的なたくましさや、眼差しから覗く自信は、若き日の祖父ジャン=ルイ・トランティニャンをも想起させ、少し陰のある“儚さ”と“不遜さ”のアンビバレントな魅力を大いに発揮。

ユペールはそんなジュールとの共演に対し、「面白いことに、年齢が凄く離れているのに、すぐにカップルみたいになれた。彼は決して子どもみたいに振る舞わないから、2人の間に起こる出来事はとても心を打つと思うわ」と惜しみない賛辞を贈っている。

本番前にはユペールの楽屋で2人きりのリハーサルを行い、撮影に臨んだという息の合ったシーンの数々。フランス映画界の次世代スター誕生といえるジュール・ベンシェトリの瑞々しい演技に魅了されてみては?

『アスファルト』は9月3日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。

最終更新:8月28日(日)16時0分

cinemacafe.net

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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