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石川遼 ミス恐れず“軸”貫いた圧勝劇「自分を信じたい試合だった」

ゴルフ情報ALBA.Net 8月28日(日)18時19分配信

<RIZAP KBCオーガスタ 最終日◇28日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

優勝カップを手に笑顔を見せる石川遼

 国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタ」最終日。初日から首位を守ってきた石川遼は、トータル12アンダーで2位に2打差をつけて迎えたこの日も、途中3時間の中断を挟みながら5バーディ・2ボギーの“69”でラウンド。トータル15アンダーで2位に5打差をつける圧勝劇で、怪我からの本格復帰第2戦目を最高の形で締めくくった。

 朝から雨が降りしきるなか最終組でスタートした石川は、3日目同様に序盤からティショットが安定せずショートゲームでしのいでスコアを保つ。初バーディが訪れたのは6番パー5。2打目をグリーン手前のバンカーに入れるも、見事なリカバリーショットでピンそば50センチにつけてギャラリーの歓声を引き出すと、続く7番、そして前半上がりの9番パー5もバーディを奪って、2位に5打差をつけてハーフターンした。

 このまま圧勝へ向けてのサンデーバックナインになるかと思われたが、10番で1つスコアを落として迎えた11番のティショットを打った時点で雷雲接近のため競技中断。土砂降りが続くなか、クラブハウスで待機し約3時間後の14時40分に再開。ベアグラウンドからの2打目でしっかりとグリーンをとらえパーをセーブした。

 続く12番パー3でバーディ。13番パー5はティショットを左に引っかけるなどショットが乱れてボギーとするも、最終日にティグラウンドを正規の377ヤードから50ヤード前に出され1オンも可能なとなった打ち下ろしの14番パー4では、ティショットで見事グリーンをとらえてすぐさまバーディを取り返す。15番、16番も渋いパーセービングパットを沈め、最終18番パー5のティグラウンドに立った時点で2位とは5打差。土砂降りのなかも石川の優勝を見ようと残ったギャラリーの歓声に迎えられながら18番をパーで締めて、勝利をかみ締めた。

 「思い切って振っていくゴルフをして“自分を信じたい”試合だった」と大会を振り返った石川。「ショットがある程度乱れても自分のなかの軸であるリズムがブレずに、ミスをしても、試合中に取り戻しながら戦えた」と核心を得ることができたのは優勝と同じくらい大切なことだという。

 3日目終了時に「がむしゃらに3か月やって、やっと間に合うかどうか」と話していただけに本格復帰戦への優勝にも、すぐ次を見据える。米ツアー開幕戦へ万全な状態で向かうため、そして松山英樹とのペア出場が決まった「ワールドカップ」で優勝するため。来週の「フジサンケイクラシック」もがむしゃらに戦っていく。

【最終結果】
優勝:石川遼(-15)
2位T:ブラッド・ケネディ(-10)
2位T:マイケル・ヘンドリー(-10)
2位T:高山忠洋(-10)
5位T:谷原秀人(-9)
5位T:宮本勝昌(-9)
5位T:藤本佳則(-9)

(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月28日(日)18時19分

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