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【新潟2歳S】福永、ヴゼットジョリーで土日メイン制覇!

スポーツ報知 8月29日(月)5時4分配信

◆第36回新潟2歳S・G3(28日・芝1600メートル、新潟競馬場、良)

 新潟2歳S・G3(芝1600メートル)が28日、新潟競馬場で行われ、JRA通算1900勝を飾ったばかりの福永祐一騎手(39)=栗東・フリー=が騎乗するヴゼットジョリーが直線で抜け出して快勝。同馬を管理する中内田充正調教師(37)=栗東=とともに、重賞初制覇を飾った。2着にオーバースペック、3着にイブキが入り、1番人気のモーヴサファイアは8着だった。

 新潟の夏、福永の夏。今週末の越後を象徴するようなヴゼットジョリーの快勝だった。序盤に行きたがる面を見せたが、中団の馬群で我慢。直線で進路を確保し、危なげなく1馬身1/4抜け出した。

 「しつけがよく行き届いていたので、自信を持って思い描いていたレースができた」。土日で5勝、連日のメイン制覇を飾った福永は、右拳で小さくガッツポーズを決めた。27日にはJRA通算1900勝と、1万5000回騎乗を決めたばかり。メモリアルウィークを自ら祝福し、「これも縁だね」と笑った。

 かつての独身貴族も、13年に結婚し長女をもうけた。今ではすっかり家族思いのパパだ。昨年10月31日に落馬負傷。右肩鎖関節脱臼など全治5か月の重傷を負ったが、2月13日に復帰。「3か月余りで復帰できた。年も年だし、(翠夫人の存在は)大きいよ」とためらいなく感謝を口にする。12月には不惑を迎える。円熟味を増した手綱さばきで、これからも存在感を示し続けるはずだ。

 開業5年目の中内田調教師は重賞7戦目で初勝利。「僕のことより、馬がいい競馬をしてくれたことが大きい。期待通りに来ているので、このまま成長してくれれば」と喜びをかみ締めた。今後は未定だが、年内は阪神JF(12月11日、阪神)が目標。人馬ともに、夏の新潟から大きな飛躍を期す。(椎名 竜大)

 ◆ヴゼットジョリー 父ローエングリン、母フレンチビキニ(父サンデーサイレンス)。栗東・中内田充正厩舎所属の牝2歳。北海道千歳市・社台ファームの生産。通算2戦2勝。総収得賞金は3858万1000円。重賞初勝利。馬主は(有)社台レースホース。

最終更新:8月29日(月)5時4分

スポーツ報知

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