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【天皇杯】金沢・熊谷2発!今季最多4得点牽引

スポーツ報知 8月29日(月)6時7分配信

◆天皇杯 ▽1回戦 金沢4―1福井(28日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 J2ツエーゲン金沢は、サウルコス福井(福井県代表)に、4―1で勝利し、J2千葉との対戦となる2回戦進出(9月3日、フクアリ)を決めた。4得点は今季チームの公式戦最多。リーグ戦から選手を大幅に入れ替える中、キャプテンマークを巻いた副主将のMF熊谷アンドリュー(23)が、先制点を含む2得点と活躍。普段から主力として出場している背番号10が、貫禄のプレーで引っ張った。

 圧巻のプレーで、ツエーゲンの熊谷が存在感を示した。「記憶にありません」というプロでの公式戦1試合2発。前半11分に先制点を決めると、後半29分には「得意ではない」というヘディング弾。「勝ちきることがチームとして間違いなくいい方向に進みます」。キャプテンマークを巻き、チームを公式戦7試合ぶりの勝利、天皇杯では4年連続初戦突破に導いた。

 21日のリーグ戦・C大阪戦から先発を9人入れ替えて臨んだ。サウルコス戦のメンバーで唯一、レギュラーと言える熊谷も当初は出場しない予定だった。しかし、森下仁之監督(48)は、この日のメンバーが中心となった、26日の北陸大との練習試合(非公開)を踏まえて急きょ、試合を作れる熊谷の出場を決意。「試合に出るために来たので、使ってくれて感謝しています」と、結果で応えてみせた。

 今季、J1横浜Mから期限付き移籍した熊谷。10番でキャプテンマークと言えば、その横浜MのMF中村俊輔(38)が思い浮かぶ。熊谷も「俊さんは一人で試合を決める力を持っています。あこがれだし、目指していきたい」と、絶対的な存在になることが目標だ。

 年代別代表に選ばれてきたリオ五輪世代だが、逆転でのメンバー入りはならず。「悔しいだけですから」と本番もテレビ観戦はしなかった。それでも、新たな目標として「W杯出場」を掲げている。2回戦の千葉戦に勝てば、3回戦(9月22日、等々力)では、J1川崎に挑む可能性がある。「天皇杯はJ1とやれる唯一の大会。アピールできる絶好の舞台。千葉戦は絶対勝ちたいです」。背番号10は最後まで頼もしかった。(古川 浩司)

最終更新:8月29日(月)6時7分

スポーツ報知

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