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【真田丸】細川ガラシャ役の橋本マナミ、「直感」で戦国芸能界を生き抜く

オリコン 8月28日(日)6時0分配信

 「愛人にしたい女No.1」「国民の愛人」などのキャッチフレーズでブレイクしたタレントの橋本マナミ(32)が、いまや女優として引っ張りだこだ。今年に限っても4月期の連続ドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日)、7月期の同『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)にレギュラー出演し、7月公開のオムニバス映画『全員、片想い/イブの贈り物』では初主演を務めた。そして何より、NHK大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)だ。悲劇の運命に見舞われる玉(細川ガラシャ)を演じている。

【場面カット】大河ドラマ『真田丸』第34回「挙兵」

 「もともと女優志望だった」という橋本。大河ドラマにも19歳の時に初出演を果たしている。市川海老蔵(当時は七代目市川新之助)主演の『武蔵-MUSASHI-』(2003年)で、徳川家康の孫娘・千姫役で出演した経歴がある。「せりふのない役だったので、いつかせりふのある役で大河ドラマに戻ってこようと思いました」。それも、ただ、思っていただけではなく、その後、自ら日本舞踊や和服の着付けを習いはじめたというのだから、長年の努力なしに『真田丸』への出演はなかったかもしれない。

 『真田丸』で与えられた役は、脚本家の三谷幸喜氏が描こうとしている「時代に翻弄された」まさにその一人。「せりふがあるのはもちろん、見せ場のある役をいただけるなんて思っていなかったので、出演が決まった時は夢のような気分でした。三谷さんの作品にも出てみたかったので、ドッキリじゃないかと思ったほどです」。

 今作で演じる玉は、明智光秀の三女として生まれ、細川忠興に嫁ぐも、父・光秀が織田信長に謀反を起こし、運命は一変、幽閉の身に。豊臣秀吉によって許された後、キリスト教に洗礼を受け、ガラシャと名乗るようになる。しかし、関ヶ原で石田三成が挙兵した際、人質に取られることを拒否し、家臣の介錯による死を選ぶ。

 忠興への一途な思いと熱烈なるキリスト教への信仰心にまつわるエピソードが数多く残されているガラシャ。愛人キャラでブレイクした橋本にとっては女優をやっていく上での力を見せるチャンス。

 「キャスティングが発表された時に、“この人に正室を演じられるのか?”といった意見も多かったんですが、パブリックイメージを払拭したいわけではないけれど、『真田丸』では愛人キャラを忘れさせる芝居を見せたい」と意気込んでいた。

 第29回「異変」に初登場して以来、主にきり(長澤まさみ)とのやりとりを通して、才気にあふれ、高潔で、何事にも動じないガラシャという女性を表現。

 「これまでの人生、直感で生きてきました。27歳の時、自分からセクシー路線に変更した時も、周りは大反対でしたけど、直感がそうさせました。やると決めたら、やる。自分で思う道を行く。そうやってきたので、ガラシャの芯の強さにシンパシーを感じます」。

 「時代に翻弄されない」強さを垣間見せる橋本。「バラエティーのお仕事も楽しいけれど、お芝居の現場はまた違った喜びがあって。共演者の方々とお芝居をしながら、思いがけない感情が湧いてくる瞬間がたまらなく、好きで。これから先も女優として必要とされるように、いただいた役を一つひとつ頑張りたいと思っています」と話していた。

 『真田丸』第34回「挙兵」(28日)は、家康暗殺に失敗し謹慎することになった三成(山本耕史)。それでも収まらない清正(新井浩文)ら反三成派七将は逆に三成襲撃を計画する。信繁(堺雅人)は伏見城下での武力衝突を恐れ、きり(長澤まさみ)に上田へ帰るよう指示するが、きりはそれを断り、玉(橋本マナミ)の下に身を寄せ伏見に留まる。いよいよ七将の石田屋敷急襲が迫ったことを察知した信繁は、徳川方と目されている信幸(大泉洋)と協力して危機に立ち向かう。

最終更新:8月28日(日)20時22分

オリコン