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トラクター運転に細心の注意を 事故ゼロへ、安全な農作業を呼び掛け

埼玉新聞 8/28(日) 10:31配信

 秋の農繁期に合わせ、埼玉県は9月1日から11月30日までを「秋の農作業事故ゼロ運動」期間とし、JA県中央会や県農業機械化協会と協力しながら安全な農作業を呼び掛ける。トラクターの慎重な運転など、農作業時の注意を喚起する独自のチラシを作成し、県内各地の県農林振興センターなどを通じて農家に配布。農家を対象にした農業機械の安全な使い方を指導する研修も実施する。県は「機械操作時は細心の注意を」と話している。

 県農業支援課によると、県内では農作業の事故が2004年から15年までに計426件発生。そのうち計55人が亡くなっている。14年は40件発生し、2人が死亡。15年は42件発生し、死亡者は8人まで増えた。

 農作業事故の約6割が乗用トラクター、歩行用トラクター、動力運搬機などの農業機械が関係しているという。横転や転落、ロータリーに巻き込まれて負傷するケースが多い。同課は「農業者の高齢化や普段使い慣れている機械への慢心などが考えられる」と分析する。

 チラシでは「斜面や用水路近くでのトラクター運転は慎重に!」「点検作業時は必ずエンジン停止!」「後進時には障害物に注意!後進の発進時はゆっくりと」と、三つを重点項目にし注意を呼び掛けている。

 同課は「農業機械の運転者を保護する安全フレームの装着、ヘルメットやシートベルトも着用してほしい」と話している。

最終更新:8/28(日) 10:31

埼玉新聞