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「風魔忍者」を広く知って 小田原、吹き矢や手裏剣投げなど体験

カナロコ by 神奈川新聞 8月28日(日)8時3分配信

 戦国時代に小田原を中心に繁栄した後北条氏を陰で支えたとされる「風魔忍者」を広く知ってもらおうと「風魔まつり」が27日、小田原市城内の小田原城址公園二の丸広場で始まった。小田原市観光協会主催。28日まで。

 同観光協会によると、風魔忍者は1495年から1590年にかけて後北条氏に仕えたとされ、一党の頭領は代々、風魔小太郎と名乗った。1581年の北条氏直と武田勝頼との戦いで武田軍を混乱させたことなどが言い伝えられる。

 同まつりは風魔忍者を観光振興に生かし国内外の観光客を呼び込もうと始まった。初年度の2013年度は雨で中止だったため、実質の開催は14年度以降、今回で3回目。

 会場の一角では吹き矢、手裏剣投げなどを体験できる。迷路も設置され、大人、子ども向けに忍者衣装の貸し出しも行っている。また、忍者演舞などステージイベントも行われている。この日、夏休みを利用した親子連れらの姿が目立ち、吹き矢などを体験する姿が見られた。

 同観光協会は「リピーターも増えている。忍者は日本文化の一つ。インバウンドにも生かしたい」。横浜市戸塚区の会社員(62)は「忍者は私の世代にとってヒーロー。忍者の発信拠点を目指してほしい」とエールを送った。

 28日には事前応募者による忍者修行の勝ち抜き戦などが開かれる。

最終更新:8月28日(日)8時3分

カナロコ by 神奈川新聞