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中川富山市議が辞職表明 政活費誤記載認める

北日本新聞 8/28(日) 0:49配信

 富山市議会の最大会派・自民党の中川勇市議(69)=同市清水元町=が市政報告会の経費を計上した政務活動費の報告に事実と違う記載をした問題で、中川氏は27日、同市の長江公民館で開いた後援会の会合で誤記載を認め、議員辞職すると述べた。29日にも市田龍一議長に辞職願を出す見通し。会合は非公開で、終了後も報道陣の質問に答えなかった。

 午後7時から始まった会合には支持者ら約30人が集まった。出席した自民会派の高田重信幹事長が終了後、内容を説明。中川氏は辞職の理由を「報道されている通りで、不祥事を起こしたことは言い訳できない。心からおわび申し上げる」などと語ったという。

 政活費の報告の不自然な点に関する説明はなかった。高田氏は「私の問い掛けに、中川氏は自ら記者会見で市民に説明すると言っていた。会派としても調査を続ける」と話した。

 この日の朝には、中川氏が自民会派の有澤守会長に電話し、辞職の意向を伝えた。

 中川氏は少なくとも、2012~15年度に市東部地区センター(市東部公民館)で市政報告会を13回開催したと報告。資料のコピー代として、計157万400円を受け取ったが、実際には同センターで報告会は開かれていなかった。茶菓子代として計15万5789円も受け取っている。

 中川氏は市町村合併前の1995年に初当選し、現在、通算6期目。自民党富山市連の幹事長も務める。市議会の自民党会派会長だった6月、議員報酬の引き上げについて取材していた北日本新聞の女性記者を押して倒し、メモを奪ったとして本社は県警に被害届を出している。

北日本新聞社

最終更新:8/29(月) 11:48

北日本新聞