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障害者の就農後押し 富山で初の販売イベント

北日本新聞 8月28日(日)21時16分配信

 県内の障害者施設が手掛けた農産物や加工品を販売する「ハート・アグリとやま 農福連携 夏マルシェ」が28日、富山市総曲輪のグランドプラザで開かれた。農業分野での障害者の就労を支援するため県が初めて企画。新鮮な野菜や手作り菓子、大豆加工品などが多彩に並び、訪れた人は利用者らと触れ合いながら買い求めた。

 労働力の減少が進む農業と障害者の働く場を求める福祉の連携が広がる中、障害者の職域拡大や工賃アップを図ろうと開催。県内では、雇用契約を結んで訓練を受ける就労継続支援A型事業所で14カ所、雇用契約に基づく就労が難しい人が利用する同B型事業所で20カ所が農業に取り組んでおり、マルシェには11事業所が参加した。

 各事業所のテントは、トマトやナス、キュウリといった夏野菜、乾燥させたラベンダーやヨモギ、豆腐やみそといった豆製品などを並べた。

 わくわくファームきらり(立山町)は、無農薬で育てた空心菜や、酵素で土壌改良して作ったネギ、栽培したイチゴを使ったアイスクリームなどを販売。職員の佐渡伸宏さん(39)は「施設のことを知ってもらうありがたい機会」と話し、利用者らと共に笑顔で接客していた。

北日本新聞社

最終更新:8月28日(日)21時16分

北日本新聞