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最先端プラスチックを解説 日本海イノベーション会議、北陸先端大2講師

北國新聞社 8月28日(日)3時22分配信

 日本海イノベーション会議の北陸先端科技大学院大プログラム(同大、本社主催)は27日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。身の回りにあふれ、生活を豊かにしているプラスチックの最先端技術について寺野稔総括理事・理事(研究担当)・副学長と山口政之教授が解説した。

 寺野副学長は、プラスチックは分子の並びによって固さや透明感を変えられ、フィルムや繊維のほか、眼内レンズなどの医療分野、車の部品まで幅広く使われていることを紹介した。

 水が隙間なく入った豆腐のパックや、最低でも5層になったポテトチップスの袋についても「すごい技術が使われている」と指摘し、プラスチックが未来をひらく可能性を示した。

 マテリアルサイエンス系の山口教授は、産業界も注目するインテリジェント(知性を備えた)な高分子について、自身の研究成果も交えて取り上げた。

 温度などの外部の環境に応じて形態を変えるプラスチックやゴムなどの研究で、車のかすり傷が自然に元通りになる素材や、温度によって透明度が変化するフィルムなど、応用が期待される例を挙げた。

北國新聞社

最終更新:8月28日(日)3時22分

北國新聞社