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産業向け水殺菌装置 日機装技研、深紫外線LEDで開発

北國新聞社 8/28(日) 3:17配信

 日機装技研(白山市)は、新型発光ダイオード「深紫外線LED」を使った水殺菌装置を開発した。LEDを2次元的に並べ、反射鏡を配置することで殺菌能力を高めた。毎分最大5千リットルの水に対応し、ビルや工場での水処理など産業用途向けに売り込む。

 深紫外線LEDは、日機装技研の親会社である日機装(東京)とノーベル物理学賞を受けた天野浩名古屋大教授が共同開発した。水殺菌装置は新興国の生活水準向上に伴って需要が拡大しており、浄水設備が不十分な国の自治体や企業からの引き合いを見込む。

 日機装技研によると、新装置の殺菌能力は従来品の2・5倍から3倍で、装置内を1回通過するだけで、毎分120リットル以上の水の大腸菌を殺菌する。塩素などの薬剤で死滅させることができない病原性原虫についても、毎分60リットルの流量で殺菌できる。

北國新聞社

最終更新:8/28(日) 3:17

北國新聞社