ここから本文です

浜名湖と日月潭、観光連携 台湾で両関係者協定

@S[アットエス] by 静岡新聞 8月29日(月)7時39分配信

 地域間交流の拡大を目的に台湾を訪れている浜松市と静岡県の訪問団は28日、浜名湖と台湾・南投県の湖「日月潭(にちげつたん)」の友好交流協定締結式に臨んだ。日月潭は風光明媚(めいび)な観光地で、浜名湖と共通した観光資源を持つ。前日の天竜浜名湖鉄道と台湾鉄路管理局の姉妹提携と合わせ、日台双方で周遊観光商品の開発などに弾みがつきそうだ。

 協定は、観光情報などの相互発信や、湖の魅力を生かしたサイクリング、ロープウエー、遊覧船など個別分野の連携と民間交流の促進を図り、交流人口の拡大を目指す。

 浜松、湖西両市と観光協会などでつくる浜名湖観光圏整備推進協議会長の鈴木康友浜松市長と、南投県観光産業連盟協会の李吉田理事長が、南投県のホテルで協定書に署名して取り交わした。

 浜松観光コンベンションビューロー、浜名湖のロープウエーを運営する遠鉄観光開発、浜名湖遊覧船の3事業者も同時に、南投県日月潭観光旅遊協会、日月潭ロープウエー、南投県渡船・遊覧船協会と個別に友好交流協定を結んだ。

 鈴木市長は包括協定にとどまらず、各事業者が個別協定の締結に至った経過を高く評価。「儀式ではなく、実質的に交流を始めようという両地域関係者の決意の表れ。日月潭と浜名湖の交流を大きく飛躍させたい」と述べ、地域間交流の促進に意欲を示した。

 李理事長も「締結式は始めの一歩。PRのみならず、イベントを共同開催し、観光プランを策定するなどさまざまな形で地域観光の活性化につなげたい」と応じた。

 締結には、川勝平太知事と林明☆・南投県長らが立ち会った。両湖を紹介するPRビデオも流され、互いの観光地に理解を深めた。



 <メモ>日月潭 台湾中部の南投県に位置する国内最大の湖で、周囲約37キロ、面積は7・93平方キロ。湖の北側が太陽の形、南側が三日月の形をしていることからこう呼ばれる。台湾随一とも言われる人気の観光地で、風光明媚(めいび)な景観が有名。日月潭で見る秋の月「双潭秋月」は台湾八景の一つに数えられている。ロープウエー、遊覧船が備わり、アクセスルートにローカル鉄道があるなど浜名湖との類似点が多い。湖畔を一周できるサイクリングロードも充実している。



 ※林明☆の☆はサンズイに秦

静岡新聞社

最終更新:8月29日(月)7時39分

@S[アットエス] by 静岡新聞