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伊江挙げ熊本支援 「学童疎開の恩返し」

琉球新報 8月29日(月)5時0分配信

 【伊江】熊本県は1944(昭和19)年に伊江島から学童疎開を引き受けた歴史があり、今回の被災に対して復興支援したいと21日、伊江村農村環境改善センターで熊本復興支援チャリティー古武道・空手道演武大会が開催された。
 剛柔流空手道龍全会(阿部好弘会長)主催、全沖縄古武道連盟(宮城孝輝会長)協賛、伊江村・伊江村議会・伊江村教育委員会・後援の下で開催され、会場には出演者の関係者や同じ思いを抱いた多くの村民が来場した。

 全沖縄古武道連盟、剛柔流空手道龍全会、スポーツ少年団空手団、U’i Ohana(ウィ・オハナ)、新崎恵子琉舞練場など総勢70人余が出演した。

 幕開けの新崎恵子琉舞練場の子どもたちによる「かぎやで風」から、全沖縄古武道連盟宮城孝輝会長の添石之棍(しーしーのこん)まで36演目が披露された。

 全沖縄古武道連盟による棒術・釵(サイ)術・トゥンクワーの術や、剛柔流空手道龍全会の空手など勇ましい演武のほか、村のスポーツ少年団空手団のかわいらしい演武、新崎琉舞練場の子どもたちの見事な琉舞、U’i Ohanaの子どもたちの愛らしいフラダンスも大会に花を添えた。

 会の中で目録が剛柔流空手道龍全会阿部好弘会長から日本赤十字社伊江分区長の島袋秀幸村長へ手渡された。剛柔流空手道龍全会相談役の内間賢生氏から「棒」「エーク」「額」が寄贈された。

 阿部会長は「皆さまの温かい心が熊本に届きますように」とあいさつ。島袋村長は「熊本県民が一日も早く平穏な生活を取り戻せますように、皆さんの温かい志を届けたい」と感謝した。(知念光江通信員)

琉球新報社

最終更新:8月29日(月)10時24分

琉球新報