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セキュリティフライデーとインターコム、法人向けセキュリティ分野で協業

BCN 8月29日(月)15時35分配信

 アズビルセキュリティフライデー(セキュリティフライデー、佐内大司社長)とインターコム(松原由高社長)は8月26日、法人向けセキュリティソリューションの分野で協業すると発表した。サイバー攻撃から内部者の不正行為まで、組織の情報漏えいにつながる様々な要因に対応するソリューションを開発、216年度中に提供を開始する。

 新ソリューションは、セキュリティフライデーのサイバー攻撃検知システム「VISUACT-X」と、インターコムの情報漏えい対策+IT資産管理システム「MaLion」の連携により実現するもの。純国産ソフトベンダー同士が協業することで、国内のニーズを的確に捉えた製品化が可能となる。

 具体的には、「サイバー攻撃による漏えい」と「内部犯行による漏えい」に対応できる総合的な情報漏えい対策ソリューションを提供していく。前者では、VISUACT-Xがセキュリティフライデーの先進技術、TAAN1テクノロジーによってネットワーク上の挙動を多面的に解析。内部への侵入を許した様々なタイプのマルウェアを早期に検知し、感染したPCをMaLionによってネットワークから遮断することで、機密情報の漏えいを未然に防ぐことができる。また、後者ではスマートフォン、USBメモリ、外付け型HDD、メモリカードリーダー、CD/DVDドライブなど様々な外部デバイスの接続制御が求める。MaLionではこうしたデバイスの接続制御に対応しているほか、ほぼすべての従業員のPCで機密情報の不正な持ち出しを防ぐことができる。

 今回の連携で、VISUACT-Xがリアルタイムに検知したサイバー攻撃情報(ログ)が、そのままMaLionに受け渡されるようになる。これにより、MaLionの管理画面にサイバー攻撃に関する警告を通知したり、サイバー攻撃によってマルウェアに感染した疑いのある端末を即座に社内ネットワークから遮断したりするなどの対応が可能となる。

 今後の計画では、16年度中にパッケージ版(オンプレミス)のMaLion 5とVISUACT-Xの間で連携機能の一部に対応させ、両社の販売パートナーを通じて第一弾を提供する。比較的安価にソリューションを提供することで、数百から数千クライアント規模の中堅・中小企業をメインターゲットに、普及を図ることにしている。

最終更新:8月29日(月)15時35分

BCN