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山形大生レーサー、歓喜の初優勝 予選1位から逃げ切り /山形

みんなの経済新聞ネットワーク 8月29日(月)11時37分配信

山形大学工学部に通う大学生の大滝拓也さんが8月27日、三重県の「鈴鹿サーキット」(鈴鹿市稲生町)で行われた2016FIA-F4選手権の第11戦で初優勝を飾った。(山形経済新聞)

1位でチェッカーを受けた大滝さん

 第11戦は33台がエントリー。24日のトレーニング走行ではペースが上がらず苦戦していた大滝選手だが、自分の走りを試しながら徐々にペースを上げ、レース前日の26日にはトップタイムを出せるまでになった。当日は予選のタイムトライアルでトップタイムを出し、決勝レースでは初めての1番グリッドからのスタートとなった。

 スタートをうまく切り、落ち着いて自分の走りを続けた。後続が激しくポジション争いをする中、どんどん差を広げ、最終的には2番手以降を12秒引き離し、断トツでのトップチェッカーとなった。表彰台では感極まって涙を見せる場面もあった。

 大滝さんは「前レースまで総合順位が16番手、最高順位8位となかなか結果を残せず苦しんだ。去年卒業したSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ)で学んだことを、ここ鈴鹿サーキットで全て発揮し、優勝できた事がとてもうれしい。これまでサポートしてくれた全ての方へ、ありがとうを伝えたい」と話す。「僕が目指しているのは日本人初のF1チャンピオン。まだまだ通過点、さらなる努力と成長をする。次のツインリンクもてぎのレースでの目標も、もちろんポールトゥウィン」と次のレースを見据える。

 大滝さんの出場するFIA-F4クラスは、F1を頂点とするフォーミュラーカーレースのエントリーカテゴリとして2014年、イタリアを皮切りに始まった。現在日本には最高峰のF1ドライバーはおらず、その下のGP2に1人、F3に17人、大滝さんのエントリーしているFIA-F4には40人が参戦している。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:8月29日(月)22時27分

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