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震災の犠牲者追悼 松川浦で慰霊流灯会

福島民報 8/29(月) 14:28配信

 東日本大震災の犠牲者を追悼する慰霊流灯会は28日、福島県相馬市の松川浦漁港で営まれた。
 津波被災者らでつくる東部再起の会などによる実行委員会の主催で6回目。福島民報社などの後援。真言宗の僧侶による読経の中、灯籠約750個が漁船から海へ流された。参列者は海に向かい手を合わせていた。
 親友を津波で失った新地町の農業加藤政夫さん(66)は「彼の冥福と、震災が二度と起こらないよう祈った」と話した。

■MCSが歌披露

 会場では、相馬市の仮設住宅で定期的にライブを行っている音楽グループ「MCS(ミクス)」が復興歌謡ショーなどで歌声を響かせた。
 同市ゆかりのオリジナル曲2曲を収めたCDが24日に全国発売され、今回が地元発表の場となった。津波犠牲者への鎮魂の念を込めた「灯篭の灯りに鎮魂の想い」と、同市原釜の災害公営住宅敷地内に再建された高野稲荷神社(上人壇稲荷)=通称・おいなっさん=にちなんだ「おいなっさん」などを歌った。ボーカルのRiOさん(29)=埼玉=は「歌を通して『被災地を忘れない』という思いを伝えていく」と語った。

福島民報社

最終更新:8/29(月) 14:30

福島民報