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【キーンランドC】重賞2勝目ブランボヌール スプリント界の“新星”はGI舞台でも輝けるか

東スポWeb 8月29日(月)21時46分配信

 サマースプリントシリーズ第5戦のGIIIキーンランドC(28日=札幌芝1200メートル)は、2番人気の3歳牝馬ブランボヌール(中竹)が優勝。函館2歳S以来となる重賞2勝目をゲットした。スプリント界の“新星”はGIの舞台でも輝けるのだろうか?

 騎乗機会8連勝のJRA新記録に挑むモレイラ=シュウジに注目が集まった今年のキーンランドC。この偉業を止めたのがリーディングトップを快走する戸崎圭=ブランボヌールだった。テン乗りながら好スタートを決め、逃げるシュウジを見ながら末脚を温存。直線を迎えて2番手までポジションを上げると、一気の爆発力でこの日は誰も負かせなかったモレイラに土をつけた。

「大外枠なのでポジションは出てから決めようと。リズムを崩さずいい位置が取れたし、相手はシュウジと思っていた。直線は手応え通りの伸び脚。スピードとセンスがあるね。今週は見せ場がなかったのでこの1勝は大きい」と“ストップ・ザ・マジックマン”の大役を果たした。

 この1勝の価値はブランボヌールにも通じる。初めての古馬相手で大外枠、同世代にもライバルが多く今後を占う意味では重要な一戦だった。中竹調教師は「結果を残せた。力をつけている。この内容なら次走はスプリンターズS(10月2日=中山芝外1200メートル)ということになるでしょう」と自信を深めた。

 GI制覇へ残された課題は馬体の維持だ。NHKマイルCで東京遠征した際は、430~440キロ台だった体重が418キロまで落ちて本来の能力を出し切れなかった。「栗東で仕上げて1週前に入るのは予定通り。ただ、輸送後はどうしてもテンションが上がるのでそれが一番心配だった。追い日の水曜までに戻ってくれたのが良かった」と中竹調教師。1週間の滞在があったとはいえ、栗東~札幌の長距離輸送をクリアできたのはブランボヌール自身の成長であり、陣営も調整方法に確信が持てたことだろう。サクラバクシンオーの血を引く“芦毛少女”が秋のGI戦線に大きな一歩を踏み出した。

最終更新:8月29日(月)21時46分

東スポWeb

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