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THAAD配備予定地 別の3候補地の調査開始=韓国軍

聯合ニュース 8月29日(月)17時46分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は29日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備予定地に決めていた南部の慶尚北道星州郡にある星山砲兵部隊のほか、3か所を選定し、現地の調査に入ったと明らかにした。

 韓米両国は先月、THAADの配備予定地に星山砲兵部隊を決めたと発表した。だが、部隊周辺の住民らがレーダーの電磁波による健康被害問題などを取り上げて強く反発。星州郡長が今月22日、別の場所に変更すれば配備を受け入れる意向を示した。

 3か所は星州郡内にあるゴルフ場と厭俗山、カササギ山とされる。

 国防部と在韓米軍で構成される共同実務団は慶尚北道や星州郡など地方自治体の協力を得ながら、専門家らと共に候補地を分析しているとされる。

 国防部は共同実務団の分析結果を自治体と地元住民に説明する方針だ。地元住民が反発している電磁波の害やレーダー用発電機の騒音など、健康と安全、環境問題に重点を置き、説明を行うとみられる。

 分析結果は韓国の国防部長官と米国の国防長官に報告される。両国は候補地のうち、1か所に決まれば星山砲兵部隊と比較し、最終的な候補地を発表する見通しだ。

 国防部が独自に調査した結果、厭俗山とカササギ山については不適格の判定を出しており、最終的な配備予定地はゴルフ場が有力とされる。ゴルフ場は星州郡庁から北側に18キロ離れている。海抜680メートルに位置しており、砲兵部隊(同383メートル)より高い。周辺に民家がほとんどなく、レーダーの電磁波による健康被害の懸念も少ない。進入路など基盤施設が整っており、大規模な工事も不要だ。

 ただ、周辺の金泉市の住民らが反発していることが課題とされる。

 国防部はTHAADの最適の配備予定地は星山砲兵部隊と発表していた。北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃できる範囲が最も広く、韓国内の重要施設を防衛できるとの説明もしている。配備予定地が変更される場合、これまでの説明を覆すことになる。このためTHAAD配備担当者の責任問題も浮上している。

最終更新:8月29日(月)19時24分

聯合ニュース

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