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【ソフトバンク】内川、一塁で“デスタックル”くらい途中交代

スポーツ報知 8月29日(月)6時9分配信

◆ソフトバンク5―7ロッテ(28日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが手痛い敗戦を喫し、パ・リーグの優勝争いがいっそう混沌(こんとん)としてきた。8回1死一、二塁、内川とデスパイネが一塁塁上で激突。その間に失点すると、悪い流れを断ち切ることができず逆転された。日本ハムも敗れ首位は守ったが、腰痛もかかえる4番の内川が30日の西武戦(西武プリ)以降、数試合の欠場を強いられる可能性が出てきた。

【写真】8回1死一、二塁、デスパイネと交錯した内川は負傷しベンチに下がった

 球場が凍り付いた。グラウンドに倒れ込んだまま、内川が立ち上がれない。トレーナーに付き添われたままベンチへと下がると、グラウンドへ戻ってくることはなかった。工藤監督は苦渋の表情で選手交代を告げた。

 アクシデントは8回に起きた。1死一、二塁。デスパイネの打球は三遊間へ。処理した今宮の懸命の送球はライト側にそれ、一塁ベースを離れて内川が捕球したところにデスパイネが激突。2人はもつれるようにしてグラウンドへ倒れ込んだ。ボールがこぼれる間に二塁走者は生還(記録は内野安打と今宮の失策)。1点差と迫られると、嫌な流れを止められず、一気に逆転を食らった。

 13日のロッテ戦(QVC)で腰痛を訴えた4番打者。2試合欠場後は復帰していた。背中から転倒したことで、腰痛の再発が心配されたが、トレーナーの所見によれば、左足首の擦過傷と左腕の打撲、さらにむち打ちもあるという。重症ではないことは不幸中の幸いだが、すぐに病院には行かずに様子を見た内川は「明日になってみないと分からない」と言葉少な。30日の西武戦(西武プリ)から数試合は欠場する可能性がある。

 2点をリードして終盤を迎えながらも、セットアッパーのスアレスが、25日の楽天戦(ヤフオクD)に続いて救援に失敗し、3失点。指揮官は「精神的なことかな。不安があるのかもしれない」と心配した。後を受けた森福、五十嵐もそれぞれ1失点。打線が爆発して大勝した26、27日の試合から一転、後味の悪い敗戦になった。

 「カードに勝ち越すことが大事」と、工藤監督は前向きだったが、マッチレースの中で痛い取りこぼし。最短でのマジック点灯は31日の西武戦(西武プリ)にずれ込んだ。日本ハムも敗れたことだけが救いだった。(福谷 佑介)

最終更新:8月29日(月)9時57分

スポーツ報知