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中京学院大・吉川が2戦連続マルチ 連勝で勝ち点1

デイリースポーツ 8月29日(月)18時22分配信

 「東海地区大学野球連盟岐阜リーグ・第1節2回戦、中京学院大12-1岐阜大」(29日・長良川球場)

 中京学院大が連勝で勝ち点1を奪った。ドラフト1位候補の吉川尚輝内野手(4年・中京)は2安打2打点2盗塁の活躍。阪神が佐野統括スカウトら4人態勢で視察する中、確かな勝負強さを発揮して見せた。

 初回、1死二塁から追い込まれながらもスライダーを引っ張りこんで一、二塁間を破った吉川。先制のタイムリーで打線に勢いをつけると、五回1死一、二塁の場面では内角の厳しいカットボールを強振し、またも一、二塁間を抜いた。

 「しっかりポイントを前に置いて打つことができた」と納得の表情を浮かべる吉川。前日も決勝弾を含む2安打2打点の活躍を見せており「本当にいいスタートが切れてよかった」と言う。

 この秋から打ちに行く際に右足を高く上げなくなった。「どうしても調子が悪くなると足を高く上げてしまう。そうすると左肩が下がってスイングがぶれてしまう。なるべく足を上げず、肩を平行にするよう意識しています」と明かした吉川。反動をつけなくてもバットが力強く振れるようになっており、開幕戦での一発、そしてこの日、一、二塁間を強いゴロで抜いた打球はその効果だ。

 視察した阪神・熊野スカウトは「足を上げなくても強くスイングできるようになった。日本代表でクリーンアップを打ったことも大きいと思う。もう一段上のレベルを目指してやっている感じがある」と評価した。足を大きくあげれば力は出る反面、抜き球でタイミングを崩されたり、直球に差し込まれる可能性が高くなる。

 プロとの交流戦や日米大学野球でメジャーリーガーの卵たちと対戦したことで、さらなる進化を遂げようとしている吉川。大学生活最後のシーズンで、垣間見せた成長は必ず、今後の糧となる。

最終更新:8月29日(月)18時28分

デイリースポーツ