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時天空、まげなしで引退会見…抗がん剤闘病を前に身内だけで断髪

スポーツ報知 8月29日(月)21時29分配信

 悪性リンパ腫のため25日付で日本相撲協会に引退届を提出した元小結・時天空の間垣親方(36)=時津風=が29日、師匠の時津風親方(元幕内・時津海)同席の元で引退会見に臨んだ。既にまげを落とし、丸刈り頭で約1年ぶりに公の場に姿を現した。

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 「最初は自分も受け入れられなかった。(病気は)違うんじゃないかと。日がたつにつれて少しづつ病を受け入れないといけない、生きていくために向かい合わないといけない」と決断の経緯を語った。

 時津風親方によると、昨年秋に抗がん剤治療で髪が抜ける可能性があり、闘病生活を始める前に身内だけで断髪をしたという。「14年間、頑張った証しを形として残したかった。まだ髪の毛は生えてくる。ちゃんとした断髪式も考えている」と明かした。

 闘病は当初、半年で完了する予定だったが、予想に反して1年にも及んだ。効き目のある抗がん剤を見つけ、放射線治療を繰り返す過程でジムに通い土俵に復帰する執念を持ち続けた。だが「半年なら体もすぐに戻せるだろうと思った。それが長引いて1年。体力的にも弱ってきた。元に戻すのは難しいだろう」(元時天空)と14年の土俵人生に別れを告げた。

 一番の思い出は同部屋の豊ノ島との優勝決定戦を制して三段目優勝を果たした03年初場所。「彼には負けたくなかった」。そのライバルもアキレス腱(けん)断裂の大けがと戦っている。「引退を発表したときに電話を頂いた。彼には1日も早くけがを治して土俵に上がって、僕の分まで相撲を取ってもらいたい」と涙を流しながら激励した。元時天空は間垣親方として秋場所(9月11日初日・両国国技館)から業務に携わる。

最終更新:8月29日(月)22時54分

スポーツ報知

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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