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【ソフトバンク】松坂、V3へ9月から1軍!工藤監督「今季中に上で投げる調整してもらう」

スポーツ報知 8月30日(火)5時4分配信

 ソフトバンク・工藤公康監督(52)は29日、ファームでリハビリ調整中の松坂大輔投手(35)にシーズン最終盤での1軍登板を指令した。「今季中に上で投げられるように調整していってもらうつもりです」と、福岡空港で取材に応じた指揮官は明言。日本ハムとの優勝争いの真っただ中の9月後半に、「平成の怪物」が西武時代の2006年以来となる日本球界復帰マウンドに上がる可能性が出てきた。

 ソフトバンク入団1年目の昨年8月に右肩の手術を受けた松坂は、今季も右手違和感や腰の張りに悩まされてきた。だが、103日ぶりに実戦に復帰した25日のウエスタン・リーグの広島戦(タマ筑後)では144キロをマークし、1回を3者凡退。28日の四国アイランドリーグplusの香川との3軍戦(タマ筑後)では、NPB復帰後最速となる147キロを記録し、3回1安打4三振と、上々の内容を見せていた。

 登板翌日のこの日は、ヤフオクドームで1軍の先発投手陣に交じり、キャッチボールなどで軽めの調整。「(肩は)問題ない。目の前のことをやっていくしかない。(1軍への)判断は自分ではできないので」と、右腕は前を見据えた。次回は9月4日の2軍交流戦の巨人戦(大分)に4、5イニングを投げる予定。その後も中6日で日曜日に先発し、1軍登板に向けてイニングを伸ばしていく。

 3年連続日本一を狙う工藤監督は百戦錬磨の松坂を日本ハムとのマッチレースの最終兵器と考えている。「順調なら、(先発陣にアクシデントがあった場合の)バックアップという形で投げられる準備をしてもらう。調子を落としている、良くないという先発投手がいれば、そこで投げさせてみよう、となるかも」と説明。忘れかけられていた男にドラマチックな復帰舞台が用意されるかもしれない。(福谷 佑介)

 ◆ソフトバンク・松坂の2年間

 ★入団 14年12月4日、入団を発表。3年総額12億円プラス出来高。

 ★初登板 15年3月4日、オープン戦の阪神戦(甲子園)で初の実戦登板。3回4安打無失点で勝利投手。

 ★故障 同18日、インフルエンザB型と診断された。シーズン登板予定が白紙に。練習を再開した同月下旬から右肩の筋疲労を訴えて再び離脱。

 ★復帰も 同年5月20日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(高知市営)で実戦復帰。だが、右肩痛で24日の2軍戦登板を回避。

 ★手術 同年8月18日に右肩を手術。

 ★288日ぶり実戦 16年3月3日の韓国・斗山との2、3軍練習試合(アイビー)に先発し、2回を完全投球。

 ★右腕違和感 5月14日のウエスタン・リーグ、広島戦(マツダ)で2回途中9失点。2日後に右腕の検査を受け、異常なしと診断されたが、ペースダウン。

最終更新:9月14日(水)23時21分

スポーツ報知

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