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ハリル日本、マイナス170度の新兵器導入!

スポーツ報知 8月30日(火)6時4分配信

 日本代表が合宿する宿舎に、全身冷却療法「クライオセラピー」を導入したことが29日、分かった。疲労からの超回復が見込める理学療法の機器で、すでに欧州トップクラスの代表やクラブでは導入されている。かねてバヒド・ハリルホジッチ監督(64)も機器導入を熱望し、ようやく実現した。6大会連続のW杯本大会出場へ、ハリル・ジャパンはあらゆる手段を用いてたどり着く。

 ハリル・ジャパンに心強い“援軍”だ。超回復が見込める全身冷却療法「クライオセラピー」の機器が今合宿から宿舎に導入された。代表関係者が明かした。機器は電話ボックス大で重さ約250キロと、アウェー遠征への持ち運びは難しいが、「移動前に実施すればいい」(関係者)と1日のUAE戦後に機器を使用し、2日にアウェーのタイ遠征に飛び立てば、出場した選手の疲労も軽減されそうだ。

 クライオセラピーとは零下150~170度の冷気が充満したドラム缶状の筒の中に2分程度入る。全身冷却することで血管を収縮させ、その後に血管が元に戻ろうとすることで、血流を良くし老廃物などを流し出し、疲労をなくす超回復が見込まれる。

 ハリル監督は「日本代表では初めて。向こう(欧州)のクラブや海外の強豪国はすでにやっていて日本の導入は遅かった。特にフットボールでは」と話している。今夏の欧州選手権で優勝したポルトガルや、イタリアなども大会期間中に実施。ポルトガル代表FWのC・ロナウド(Rマドリード)は約500万円で個人購入し、自宅で行っているという。ハリル監督は、昨年9月のW杯2次予選中には時差ボケ軽減へ、イヤホンから発せられる光を耳に照射して体内時計をコントロールし、現地時間へ順応しやすくしたものも活用するなど積極的に導入している。

 この日、練習前の円陣で約8分間選手の前で話したハリル監督。「(最終予選は)絶対に失敗は許されない」と選手にハッパをかけた。クライオセラピーは今後も継続して使用する見込み。最終予選突破へ、ハリル・ジャパンは突き進む。

最終更新:8月30日(火)9時57分

スポーツ報知