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パナソニック、AV機器事業の売り上げを下方修正へ

ニュースイッチ 8/29(月) 7:57配信

円高で1000億円以上、利益目標は維持

 パナソニックは音響・映像、通信関連システムを手がける社内分社AVC社の2016年度売上高目標1兆1750億円を引き下げる見通しだ。15年度比横ばいの計画だったが、円高で1000億円以上の減収影響が出る。榎戸康二AVC社社長は「(為替変動に対して)無理に売り上げを合わせることはしない」と話し、計画の修正を示唆した。

 16年度営業利益目標は15年度比14・5%減の590億円を維持する方針だが、熊本地震でセンサーデバイスの調達に影響が出るなど為替以外の悪化要因もあり、環境は厳しい。

 市場縮小に伴い売上高の減少傾向が続く固定電話事業は、製品構成を見なおして製品数を絞り、開発費を抑える。すでに固定電話の技術者を、成長が見込める自動車・産業向け事業の社内分社AIS社などに異動し、固定費を削減する取り組みも始めた。

 一方、流通・物流、エンターテインメント、公共の重点領域では、主に日米欧のシステム構築力強化のため人員採用やM&A(合併・買収)で計1000億円程度を投資する。

最終更新:8/29(月) 7:57

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