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広島・福山市長に枝広直幹氏が初当選 新人対決、接戦制す

山陽新聞デジタル 8月29日(月)0時44分配信

 任期満了に伴う広島県福山市の市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元財務官僚の枝広直幹氏(60)が、無所属新人で元大阪市議の村上栄二氏(38)との接戦を制して初当選した。

 羽田皓市長(72)の引退を受け、12年ぶりのトップ交代。福山市は7月に市制100周年を迎えており、次の100年に向けたまちづくりのビジョンや人口減少社会への対応などが問われた。現市政の継承か改革かを巡っても主張を戦わせた。

 5月に出馬表明した枝広氏は現市政の継承を掲げるとともに、官僚としての行政経験や国とのパイプをアピール。自民、民進、公明の各党や連合広島から推薦を受け組織戦を展開し、支持を広げた。

 当選の知らせを受けた枝広氏は「大勢の皆さまにご支援いただいた結果。福山に誇りと輝きを取り戻すため、身を粉にして先頭に立って汗をかいていきたい」と決意を述べた。

 村上氏はしがらみのない政治の実現や市政改革の断行を訴え、政党や団体からの推薦を求めず、「草の根」戦術で無党派層を中心に浸透を図ったが及ばなかった。

 「18歳選挙権」が適用された広島県内初の地方選。投票率は36・06%(男36・04%、女36・07%)で、過去最低だった2012年の前回(22・59%)を13・47ポイント上回った。当日有権者数は38万3715人(男18万4524人、女19万9191人)。

最終更新:8月29日(月)2時1分

山陽新聞デジタル