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アトピー性皮膚炎ってどんな病気? 乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の違いとは?

ベネッセ 教育情報サイト 8月29日(月)14時0分配信

赤ちゃんの肌はつるりとしてとてもきれい。新しい細胞がどんどん生まれ、日々新しい肌ができあがっているからです。しかし、少しの乾燥や刺激、体質なども関係し、肌に湿疹や赤み、かゆみなどが出てくることもめずらしくありません。赤ちゃんがなりやすい皮膚の病気に注意しましょう。

乳児湿疹? アトピー性皮膚炎? どちらが正しいの?

赤ちゃんの肌の状態を見て、お医者さんからは乳児湿疹と言われ、知り合いからは「アトピーじゃないの? あなたもそうだったし」と言われ…結局どっちなの? と混乱するママが多いようです。

【乳児湿疹】
乳児湿疹とは、乳幼児期におきる皮膚の発赤や発疹、皮膚の炎症でかゆみを伴い、ひどい場合には分泌物やかさぶたができます。広い意味では、後に述べるアトピー性皮膚炎も含まれます。生後2週間以降に現れやすく、肌を清潔にしたりしっかり保湿したりすることである程度症状を抑えることができます。症状が強い場合には、塗り薬などでの治療が必要になります。

【アトピー性皮膚炎】
アトピー性皮膚炎の定義は、かゆみのある湿疹など皮膚病変があって、それに何らかのアレルギー、免疫が関与しているものとされています。普通は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、長い期間にわたって慢性的に経過します。(参照:日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン)

アトピー性皮膚炎と乳児湿疹の症状はとても似ている

乳児期の湿疹は多くは乳児湿疹と思われますが、中にはアトピー(アレルギーや体質)に関係したものも含まれており、これらをただちに区別することはしばしば医師でも困難を感じることがあります。しかし、どちらの場合も清潔にする、保湿する、かゆみや炎症が強ければ塗り薬を塗る、など、初期の治療には差がありません。

また、乳児湿疹はその名のとおり1歳ごろまでには治まることが普通です。それ以降も続くようであれば食物アレルギーやアトピー体質も考慮に入れた対処が必要になることもあります。かかりつけのお医者さんと相談しながら、赤ちゃんの肌の健康を目指していきましょう。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:8月29日(月)14時0分

ベネッセ 教育情報サイト