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手作り看板で事故防止訴え10年 ユニーク標語の福山西安全協支部

山陽新聞デジタル 8月29日(月)21時33分配信

 広島県福山市の福山西交通安全協会津之郷支部が、ユニークな自作の看板などを通して住民らに交通安全を呼び掛ける活動を始めて10年を迎えた。これまでに作った看板や掲示板などは47点。年内には50点になる予定で、メンバーは節目を迎え「交通事故ゼロ」に向け一層意欲を燃やしている。

 津之郷支部は2006年7月から啓発用看板などを作り始めた。「一目でドライバーや歩行者の目を引き、アピールできるものを作りたかった」と高橋稔明支部長(79)=福山市。以後、全国交通安全運動期間に合わせて高橋支部長を中心にメンバーが毎年3~6点を作り、JA福山市津之郷支店(同市津之郷町津之郷)などに設置してきた。干支(えと)にちなんだ動物をかたどった交通事故防止を呼び掛ける看板や、管内の交通事故発生状況を年別に数字で表した掲示板などメンバーのアイデアあふれるものばかり。

 08年11月に交通標語付きの牛の看板を設置した時には、「近くの田んぼに牛が出た」と近所でちょっとした騒ぎになったという。注目度は徐々に高まり、「町内で話題になることも多くなった」と高橋支部長。

 9月には歩行者らへの「気配り」と「菊配り」をかけて、町内を走るドライバーに交通標語付きの菊を手渡し、「事故なし」「ケガなし」「違反なし」「脇見なし」と四つの“なし”の標語を梨の木に見立てた木につるし設置する。年末には来年の干支にちなんで鳥を模した看板に取り組む予定。高橋支部長は「節目に向けてより良いものを作りたい。作るペースを早くし、いずれは100点を目指したい」と話している。

最終更新:8月29日(月)21時43分

山陽新聞デジタル