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シリーズ最強の「ゴルフR」より過激!?「VW ゴルフ GTI クラブスポーツ ストリートエディション」試乗レポート

オートックワン 8/29(月) 18:31配信

シリーズ最強の「ゴルフR」をも凌ぐ!?過激なゴルフが登場!

輸入車の場合、一昔前まではスペシャルモデルがデビューするや丁寧な説明を行いつつ日本へ導入したものである。発売時から「伝説」や「ストーリ-」を持たせて魅力をアピールしてきたのだった。

“オーバーブースト”では相当な速さを見せる「VW ゴルフ GTI クラブスポーツ ストリートエディション」[画像55枚]

けれど、今や薄味。今回試乗した「GTI クラブスポーツ ストリートエディション」も「ゴルフに新しいハイパワーモデルが追加されました」程度の説明しかない。実にアッサリしてます。

しかし!スペックを見てびっくり!外観こそ地味ながら「ホンダ シビックタイプR」と同じくらい過激なスポーツモデルなのだった。

サーキットではシリーズ最強の「ゴルフR」を凌ぐかもしれない。排気ガス不正で少し出鼻をくじかれたVWながら、未だにイケイケなのだ。

時代の流れは「FF」+「ハイパワー」

まずスペックから。ゴルフの高性能モデルには「GTI」というFFのスポーツモデルと、4WDのスポーツモデル「R」がラインナップされている。パワフルなのは「R」。VWとしてもFFのままパワーを追求したって意味ないと考えているのだろう。

ところが、昨今の流れはFFなのだった。シビックタイプRは欧州じゃ全く売れていないから問題ないけれど、ルノーやセアト、プジョー、シトロエン、オペルが続々とFFのスポーツモデルを出しており人気。中途半端な性能しか持っていないGTIだと、勝負にならなくなってきた。

「もはやこれまで!」と思ったのだろう。VWもFFに高性能エンジンを積んだ。

ということで、日本でのライバルは「ルノー メガーヌR.S.」や「プジョー 308GTi 270」になる。VWとしちゃ少し自信がなかったらしく、6速MT仕様を輸入せず6速ツインクラッチのみのラインナップとした。

搭載されるエンジンはRと同じユニットながら味付けが少し違う。最高出力265馬力で、アクセル全開時は10秒間だけ290馬力/380Nmを出す。

“オーバーブースト”では相当な速さながら、その乗り味は「シビックタイプR」とは対照的

説明はこのあたりにして、試乗と行きましょう。

マニュアルモードを選び、アクセルを踏む!するとどうよ!速いです!そらそうだ。

前述の通り10秒間だけ過給圧が上がる。参考までに書いておくと、0~100km/h加速は5.9秒!つまりずっと「オーバーブースト」状態のままということです。シフトアップ時の「ばふっ!」という音がカッコ良い!

VWの凄さはハイパワーターボなのにアクセルレスポンスが良いこと。WRCやレースでエンジンを鍛えているからなんだろう。この手のターボエンジンにありがちな「乗りにくさ」は皆無。

ドッカンターボのシビックタイプRと対照的である。Dレンジで走っている限り、普通のゴルフと全く同じ滑らかさだ。

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最終更新:8/31(水) 19:17

オートックワン