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梅雨明け以来「恵みの雨」

長崎新聞 8月29日(月)8時54分配信

 長崎県内は28日、対馬海峡を通過する低気圧に南から湿った空気が流れ込んだ影響で、全域でまとまった雨が降った。佐世保では午前2時ごろから降り始め、正午すぎまでの1時間に53ミリの非常に激しい雨を観測。一日30ミリを超える雨は梅雨時期以来、1カ月半ぶりとなった。

 長崎地方気象台によると、午後5時半までの24時間降雨量は厳原78ミリ、佐世保74ミリ、平戸69ミリ、長崎8・5ミリ。佐世保は宇久を除く地域で一時、洪水警報が発令された。

 佐世保の今月1~27日の総雨量は31ミリ。平年の206ミリ(1~31日)を大きく下回っており、地元農家からは喜びの声が上がった。

 米や野菜を作っている小川一久さん(60)=同市高花町=は「梅雨が明けてから雨が降らず、水源が枯れた田んぼもあったので、恵みの雨だ。もう何日か続いてほしい」と期待。干ばつで収量減が懸念されたミカンを生産する茅原勇さん(82)=同市長畑町=は「今年は気温が高い上、雨が少なすぎる。実が大きくならず、木にも元気がなかったので最高の雨になった」と胸をなで下ろした。

 同気象台によると29日は県内全域でおおむね晴れる見通し。

長崎新聞社

最終更新:8月29日(月)8時54分

長崎新聞