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【映像】英王室ゆかりの王冠 国外流出の危機 英メディア

アフロ 8/29(月) 16:55配信

 英ビクトリア女王(1819~1901)の貴重なコロネット(小冠=小さな王冠)が、早ければ12月にも英国外へ流出する可能性があると英各メディアが伝えた。
 
 英国外流出の可能性があるコロネットは1842年に作られたもので、ビクトリア女王の夫アルバート公が1840年の結婚前に贈ったサファイヤとダイヤモンドがあしらわれている。コロネットはビクトリア女王亡き後、1922年にメアリー王女に与えられ、現在はロンドンのディーラーが所有している。

 ディーラーはコロネットの買い手が海外に現れたため、英国芸術品輸出調査委員会(RCEWA)に輸出許可書を提出。RCEWAはこれを即時に認めず、許可の判断を12月27日までとし、英国内に海外の買い手を上回る価格で購入する者が現れることを切望している。
 RCEWAフィリッパ・グランビル氏は、「旅立ちは、歴史を考えると大きな損失だろう」と評価した。

 英マット・ハンコック文化相は、「コロネットは英国史の中で極めて重要な時代の最もな象徴的なものだ。英国の最も有名なラブ・ストーリーの1つの象徴でもある。英国内に留められることを願う」と述べている。

 国外流出をくい止めるために必要とされる金額は500万ポンド(約6億6000万円)と付加価値税(VAT)100万ポンド(約1億3000万円)とされる。

(イギリス 28日 映像:Press Association(PA)/アフロ)

最終更新:8/29(月) 19:22

アフロ