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侍Jの小久保監督らが野球教室 指導者側の日通野球部も「プロの指導に興味」

Full-Count 8月29日(月)20時44分配信

侍Jの仁志内野守備走塁コーチも参加、日通・藪監督は基礎の大切さ再確認

 日本通運×侍ジャパンの野球教室が28日にさいたま市営浦和球場で行われた。侍ジャパントップチームの小久保裕紀監督、同内野守備走塁コーチ、U-12代表監督の仁志敏久氏、日本通運野球部の選手・コーチ35名が講師を務め、埼玉県内の少年野球チームに所属する小学5、6年生の約100人が参加した。

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 グラウンドではバッティング、内野守備、外野守備、ピッチングに分かれて指導が行われ、小久保監督はバッティング、仁志コーチは内野守備を担当。日本通運野球部の選手・コーチもそれぞれのポジションに分かれて子どもたちを教えた。

 内野守備では、仁志コーチの指導のもと、投げることに重点を置いた練習に小学生が取り組んだ。また、外野守備練習では、フライの捕球や、ボールの返球などの練習などが行われ、熱心に指導を聞く子どもたちの姿が見られた。

 教室を終えた日本通運の藪宏明監督は「プロの指導に興味をもって聞いていました。仁志コーチは左足をステップしてから捕ることが大事だと話していましたが、基本は一緒でした」と、基礎の大切さを再確認したようだ。チームで指導する上では、選手の性格や技術によって話し方を変え、技術面以外でも配慮を怠らないという。今後の目標は「日本選手権で優勝することです。優勝する力のあるチームだと思っています」と力強く話し、惜しくも2回戦で敗退した都市対抗野球大会の雪辱を誓った。

日通の選手たちにも有意義な時間に

 内野守備の指導を務めたキャプテンの浦部剛史内野手は、「自分の思うように、何事にも全力で取り組んでほしい」と子どもたちへの思いを話す。今春、試合中にろっ骨を骨折。野球ができない辛さを味わった。「チームが勝つために何ができるかを考え、裏方の仕事もしました。けがをせず、野球に全力で取り組めるのが一番です」と、自身の経験を振り返った。

 選手たちは子どもたちの指導にも慣れているようだったが、チーム最年長の大槻悦史内野手は「毎年、野球教室をやって指導していますし、子どもを楽しませることにも慣れています」と笑顔で話す。最年長として、年下の選手の手本になる行動を心がけているが、チーム内のことは「浦部キャプテンがいるので、任せています」と信頼を置く。

 日本通運野球部が拠点を置くさいたま市浦和区は、サッカーの街として知られているが、野球をやっている子どもたちも多い。大槻選手は「『もっと野球を好きになってくれたら』という思いで子どもたちと触れ合っています」と話しており、選手たちにも有意義な時間になったようだ。

篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki

最終更新:8月29日(月)20時44分

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