ここから本文です

30日に台湾・台中で開幕! 「第11回BFA U-18アジア選手権」展望

Full-Count 8/29(月) 21:33配信

日本が誇る投手力、甲子園優勝投手の今井+「高校BIG3」でアジア制覇へ

 8月30日から9月4日まで、台湾・台中市にある台中インターコンチネンタル野球場と台中野球場を舞台に、いよいよ「第11回BFA U-18アジア選手権」が開催される。2年に一度開催される本大会は、翌年の「第28回 WBSC U-18ワールドカップ」出場が懸かった大事な大会。3位以内に入れば、ワールドカップ出場権を手に入れられる。

過去10年の各球団ドラフト指名選手一覧

 1994年に始まった「AAAアジア選手権大会」を前身とし、今回で11回目を迎える。8つの国と地域が参加。ファーストラウンドでは、グループAとBに各4チームが振り分けられ、総当たり戦で順位を決定。セミファイナルラウンドでは、グループAの上位2チームとグループBの上位2チームがそれぞれ対戦する(同グループ内の再戦はないので2試合ずつ)。ファーストラウンドとセミファイナルラウンドで行われた計5試合の成績を合計し、上位4チームの中で1位と2位が決勝戦、3位と4位が3位決定戦を行う。

 日本は、香港、インドネシア、チャイニーズ・タイペイと同じグループA。一方のグループBでは、韓国、中国、フィリピン、タイが対戦する。アジアの盟主を決める大会で、これまで日本代表は4度優勝を飾り、準優勝2度、3位4度と、全て3位以内に入ってきただけに、今大会でも大きな期待が掛かる。日本は2014年の第10回大会は準優勝に終わっており、2大会ぶりの優勝を目指す。

 今回、侍ジャパンU-18代表を率いるのは、元拓大紅陵の小枝守監督だ。2014年夏をもって勇退するまで、拓大紅陵を春夏合わせて9回甲子園に導いた名将。代表チームの常として、今回も23日に初集合したばかりと準備期間が短いが、長年培った人心掌握術で全国精鋭の高校球児たちを勝利へ導く。

判断力と強肩光る捕手・九鬼と俊足強肩の中堅・鈴木にも注目

 侍ジャパンU-18に選出されたのは、夏の甲子園を沸かせた18人の球児たちだ。最大の武器は、全18人中8人を占める投手陣だろう。作新学院を54年ぶり2度目の全国制覇へ導いた右腕・今井達也は、甲子園で最速152キロを記録した剛腕。27日に行われた大学代表との壮行試合でも、2回を投げて4者連続を含む5奪三振で“兄貴分”たちを苦しめた。今井に続くのが「高校BIG3」と呼ばれる藤平尚真(横浜)、寺島成輝(履正社)、高橋昂也(花咲徳栄)の3投手。大学代表を率いる横井人輝監督(東海大)も「素晴らしい投手力」と絶賛しており、この投手力をもってアジア各国をねじ伏せたい。

 一方の野手陣は、捕手の九鬼隆平(秀岳館)と中堅を守る鈴木将平(静岡)に注目。キャプテンとして秀岳館を初夏連続甲子園ベスト4に率いた九鬼は、1年生から正捕手となった実力者。高校生らしからぬ冷静なリードと強肩で、いかに日本が誇る投手陣の実力を引き出せるか。25日の早稲田大との練習試合では3ランを放っており、打撃でも期待が持てる。

 センターを守る鈴木は、夏の甲子園こそ出場を逃したが、俊足巧打+強肩で全国屈指の外野手の呼び声が高い。27日の壮行試合では、初回に深めのセンター前安打を捕球すると本塁へ矢のようなストライク返球。二塁から本塁を目指した走者を刺した。また本大会では外野登録が鈴木と納大地(智辯学園)の2人だけなので、投手陣が外野を守る“二刀流”が実施される。

1/2ページ

最終更新:8/29(月) 22:19

Full-Count