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にぎわい戻る「箱根関所」 時代演目やクイズイベントなど盛況

カナロコ by 神奈川新聞 8月29日(月)8時0分配信

 箱根町箱根の観光名所、「箱根関所」がにぎわいを取り戻してきている。江戸時代の関所を再現した時代演目やクイズを盛り込んだイベントが催され、家族連れら観光客の人気を博している。昨年の箱根山・大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で落ち込んだ客足も徐々に回復へと向かっている。

 時代演目を演じているのは綾瀬市を拠点とする劇団「湯たんぽ」。所要10~15分程度の演目を披露している。28日には「旅芸人編」を上演。偽の通行手形を携えた旅芸人が、役人の調べに一芸を披露して関所を通ろうと試みる様子を描いたストーリーで、一般の見物客も加わる参加型だ。

 関所に関するクイズに挑む企画「謎解き関所」では関所内で旅人が身支度を整えた場所などに関する設問が用意され、親子で協力する姿が見られた。千葉県から家族で訪れた中学1年の女子生徒(13)は「クイズ形式で楽しみながら関所のことを学べた。芝居もコミカル」。

 箱根関所によると、今年4~7月にかけての有料入場者数は約11万3千人。昨年同時期からは約15%増えたものの、火山活動活発化の影響を受ける前の14年度同時期比では約2割減ったままという。昨年にも校外学習や修学旅行など教育機関のキャンセルが出ており、大和田公一所長(60)は今後の客足について「学校関係の団体が戻ってくるかが今後の一つの鍵になる」と話している。

 謎解き関所は9月4日まで。時代演目の次回日程は同11日。小学生250円、中学生以上は500円(小中学生は土日・祝日無料)。午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)。問い合わせは、箱根関所電話0460(83)6635。

最終更新:8月29日(月)8時0分

カナロコ by 神奈川新聞

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