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『スーサイド・スクワッド』サントラ収録曲「ギャングスタ」でチャート急上昇の“R&Bシーンの救世主”ケラーニとは?(Song Review)

Billboard Japan 8月29日(月)14時35分配信

 オークランド出身、現在21歳の女性R&Bシンガー、ケラーニが、デビュー3年目にして、ようやく日の目を見る時が訪れそうだ。

 2013年、シングル「アンチサマーラブ」でデビュー。翌年発売したミックステープ『クラウド19』が話題となり、メディアは“R&Bシーンの救世主”と報じたが、その実力は認められるも、ヒットには至らなかった。しかし、2015年にリリースした2作目のミックステープ『ユー・シュッド・ビー・ヒア』が、米ビルボード・アルバム・チャートで36位、R&Bチャートでは5位にランクインする快挙を果たし、一気に注目を集める。

 そして今年、映画『スーサイド・スクワッド』のサウンドトラックに収録されたナンバー「ギャングスタ」が、デジタル・チャートで7位、R&Bチャートで6位と自己最高位を更新し、ソング・チャート(総合)でも、43位に上昇中(9月3日付チャート)。UKのR&Bチャートでも、9位にランクインするヒットを記録している。

 重すぎず、軽すぎない、ケラーニの個性的なヴォーカルが存分に活かされたナンバーで、スリリング且つダークなR&Bトラックは、映画のシーンを忠実に再現している。ガラスの破片が散りばめられた床に寝そべるシーンや、真っ赤な口紅とタトゥーをみせつけるように歌う姿がインパクト絶大のミュージック・ビデオは、間もなく2000万回の視聴回数を突破する。

 ドクター・ドレーの大ヒット曲「アイ・ニード・ア・ドクター」にフィーチャリング・ゲストとして参加した、スカイラー・グレイや、ジャスティン・ビーバーやシーアのヒット曲を手掛けるジェンバ・ジェンバがプロデュースを手掛け、ケラーニ自身も制作に参加している。

 映画『スーサイド・スクワッド』のサントラ盤からは、トゥエンティ・ワン・パイロッツの「ヒーゼンズ」や、リル・ウェイン、ウィズ・カリファ、イマジン・ドラゴンズ、タイダラー・サイン、ロジックといった、バラエティ豊かな面々によるコラボ・ソング「サッカー・フォー・ペイン」がヒットしている。映画の大ヒットとアルバムも2週目の首位をマークしたことで、ケラーニの「ギャングスタ」も、今後上位にランクインすることが期待できそうだ。

Text:本家一成

◎リリース情報
『スーサイド・スクワッド・サウンドトラック』
V.A.
2016/08/24 RELEASE
1,980円(plus tax)

最終更新:8月29日(月)14時35分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。