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富山国際大・富山短大4強入りならず 全日本大学女子野球

北日本新聞 8月29日(月)17時28分配信

 第30回全日本大学女子野球選手権は29日、魚津市の桃山球場で準々決勝4試合を行い、県勢の富山国際大・富山短大は0-12で日本女子体大(東京)に敗れ、2012年の合同チーム結成以来初の4強入りはならなかった。

 富山国際大・富山短大は序盤に守備が乱れ、大量失点した。攻撃では何度も得点の好機をつくったが、実らなかった。

 日体大(同)は大阪体大に完封勝ち。ノーシードの中京大(愛知)が昨年4位の武庫川女子大(兵庫)を下し、至学館大(愛知)は椙山女学園大(同)に快勝した。

 30日は午前10時から桃山球場で準決勝2試合を行う。第1試合で日体大と日本女子体大が対戦し、引き続き第2試合で中京大がシードの至学館大に挑む。

 全日本大学女子野球連盟主催、北日本新聞社など共催。

 ▽準々決勝(桃山)
大阪体大
  0000000=0
  300010×=4
日体大(東京)

(大)前-杉野
(日)三井、輪島、池田朱、羽鳥-内海
▽三塁打 坂本(日)▽二塁打 八重樫(日)

富山国際大・富山短大
  0000000=0
  180111×=12
日本女子体大(東京)
(富)高堂-栗山
(日)南雲、今泉-中島、砂田
▽二塁打 筧(富)和田山、横山、茂木、南雲(日)

武庫川女子大(兵庫)
  3203000=8
  220430×=11
中京大(愛知)
(武)村上、矢倉-矢倉、青山
(中)堀部、井口-清水
▽本塁打 鷺坂、清水(中)▽二塁打 中嶋、矢倉(武)鈴木2、小島、加藤里、清水(中)

至学館大(愛知)
  1020532=13
  0000010=1
椙山女学園大(愛知)
(至)郡元-千原
(椙)黒野-鈴木
▽二塁打 松井、安田(至)黒野(椙)

■強豪相手に積極プレー

 県勢として10年ぶりの8強入りという快進撃を見せた富山国際大・富山短大だったが、合同チームとして初の準決勝進出の前に立ちはだかった壁は高かった。優勝経験のある強豪に、1点を返せなかった。

 教育実習で選手が抜けたり、捕手が手を負傷し急きょ経験のない栗山(富山短大OG)が捕手を務めたりと、この日はメンバーをそろえるのにも苦労する状況だった。

 それでも、試合では全員がしっかりバットを振り、走った。六回には主将の筧(同2年)が右越え二塁打で出塁。続く栗山も四球と盗塁で進塁し、好機をつくった。得点には至らなかったが、筧は「皆いつもの元気さで、積極的なプレーができた」と評価した。

 今大会は野球経験者の高堂(同1年)など力のある選手がそろい、合同チームを組んでから初の勝利を挙げた。来年はまたメンバー集めから始めることになるが、ここで結果を残した意義は大きい。

 筧は「次はもっと上を狙う。自分たちのプレーを見て、野球をやりたいと思う女子が増えてくれるといい」と期待した。(新川支社編集部・吉崎美喜)

北日本新聞社

最終更新:8月29日(月)23時56分

北日本新聞