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パラ正式種目化を目指す「車椅子ソフトボール」…西武も普及、発展を支援

ベースボールキング 8/29(月) 16:20配信

パラリンピック正式種目化へ…すそ野を広げる「車椅子ソフトボール」

 先日、2020年の東京五輪で野球・ソフトボールが正式種目として3大会ぶりに復活することが決定した。

 4年後へ向けて、野球・ソフトボール熱が高まるなか、もう一つのソフトボール「車椅子ソフトボール」がパラリンピック正式種目化を目指し、様々な活動を行っている。

 同種目の歴史は浅く、バスケットボールやテニスなど他の車椅子競技と比べ、まだまだメジャーとは言い難いが、そのすそ野は確実に広がっているという。

 2013年に「日本車椅子ソフトボール協会」が発足。同年に「第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会」が開催された。その参加チームは、第1回は2チームだったが、今年7月の第4回大会では、12チームに増加した。

 「日本には元々野球文化が根付いている。初めてやる人もルールはだいたいわかるし、広がりやすい」と、日本代表で「埼玉A.S.ライオンズ」に所属する堀江航選手は話す。

 また、パラリンピック正式種目化に向けては日本だけでなく、世界への普及も今後の課題となる。

 同競技が最も盛んなアメリカでは、40年以上の歴史を持ち、メジャーリーグの傘下に入っている車椅子ソフトボールチームも多い。堀江選手自身も、アメリカで同競技を始めたという。

 そのアメリカで開催されていた車椅子ソフトボールの「全米選手権」が2014年より「ワールドシリーズ」という名称に変更。徐々に世界へと広がりを見せている。

 今年の「ワールドシリーズ」では19チーム中5位という好成績を残した日本代表。「まずはアジアでリーダーシップを取り、韓国や台湾など野球が盛んな国を筆頭に広げていければ」と堀江選手は意気込んだ。

 残念ながら、2020年の東京パラリンピックの正式種目はバドミントンとテコンドーが採用され、車椅子ソフトボールの採用は叶わない模様。しかし、今後へ向けてまずは東京大会での公開競技採用を目指す。

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最終更新:8/30(火) 15:05

ベースボールキング